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【日中未来創発フォーラム】日中の学生が環境をテーマに交流

\ さまざまな角度から「海洋環境」を考える /

笹川平和財団が日本と中国の学生を対象に開催する 交流型ワークショップ 「日中未来創発フォーラム」が、 10月25日、福岡市内で行われました。

 

当日の模様を《シティ情報Fukuoka》が潜入レポート!

 

約40名の日本と中国の大学生が集まり、「未来の環境と私たち」をテーマに、日中の未来における環境保全へのかかわり方を話し合う交流型ワークショップです。

名桜大学 国際学部国際観光産業学科 教授 田代 豊 先生
講演テーマ:『人と自然・環境との関わり-「美しい海の景観」を測る-』

沖縄の美しい海をスクリーンに映し、「何のために自然を守るのか」と問いかけながら、自然を保護するための「美しさ」の測り方について解説 がありました。

田代先生は、自然保護の重要性への理解と共感を広めるには、自然景観の価値を明確にし、共有することが大切だと話されています。

 

CHANGE FOR THE BLUEカードゲーム

\ 海は本来の美しさを取り戻せるのか? /

「CHANGE FOR THE BLUEカードゲーム」では、海のゴミを10年間でどこまで減らせるかに挑戦!

学生たちは、「お買い物は自転車で「森は大事だから木を切らない」など各カードに書かれたさまざまな選択肢を前に、意見を交わしながら、切り札を決めていきます。選んだカードは「海洋問題に対する自分の価値観」であり 、同じカードであっても使うタイミングによって結果が変わるという 、楽しみながら学ぶ様子がうかがえます

ファシリテーターの石川千里さんは、「ゲームを通じて知った場に対する自分の [価値観] を、行動につなげてほしい」と呼びかけました 。

グループワークと成果発表

「未来の環境」をテーマにグループワークを実施!

学生たちは得た知見を踏まえ、グループごとに課題を設定し、未来に向けた最適解を協働で探り、「対話をとおしてお互いを知り、認め合う。」風景です。

その後の成果発表では、熱のこもった真剣なスピーチが会場の関心を誘います。

議論の過程では言語の壁に直面する場面もありましたが、翻訳アプリやスマートフォンの情報補強、スキルを持つ参加者による通訳などで乗り越え 、活発な意見交換が交わされました

生物多様性の保護をテーマとしたグループは、「パンダの持つ経済的・文化的価値」に注目し、日中間の対話における生物の役割を強調し、すべての生物がそれぞれの生態系で果たす重要な役割を説き、自然が与えてくれた生き物の姿を「次世代にも楽しんでほしい」と力強く訴えています。

その他にも、「環境の未来。工業の視点からの考察」「化石燃料の弊害」「紙ストローの普及と課題」など、 ユニークかつ興味深いテーマがならび、それぞれ日中学生独自の視点が融合された 解決策が示されました。

懇親会では、 フォーラムの目的である「相互理解と信頼関係の構築」を完成させる貴重な場となり、友情も育まれています!

学生と先生へインタビュー!

 

▲ 大学生 田中俊行さん
 
グループワークをとおし、中国人留学生は環境保全について深く研究していることに感銘を受けました。また、母国語のみならず、英語が非常に達者であり、いろいろな言語を通して交流できたことは、大きな刺激になりました。

 

▲ 大学生 森 楽歩さん
 
大阪で開催された「日中未来創発フォーラム」がとても楽しかったので、今回は大学の後輩を誘って参加しました。カードゲームでは、チームのみんなと自分たちの行動が社会にどのような影響を与えるのかを考えながら、カードを選んでいく行程がとても楽しく、多くの学びがありました。また、大学で専攻している中国語を実践し、相手に通じたという成功体験がとても嬉しかったです。中国人留学生と話せたこともまた純粋に楽しかったです。

 

▲ 大学院生 久保田智幸さん
 
グループワークでは、日中それぞれの文化的な視点から多くの学びを得ることができました。たとえば、日本と中国の「食べ残し」に対するマナーの違いに注目し、「フードロス」について文化的な背景から議論できたことは、特に面白かったです。同じ問題でも、多面的な視点を持つことで結論が変わることを実感しました。この学びを明日からの行動に移していきたいです。

 

▲ 大学生 李 昭雅さん
 
グループワークにおける、初対面の人と関係をつくり、一つのテーマについて議論し、提案を模造紙にまとめるという一連の活動は、非常に貴重な経験でした。未来の環境へは、国籍関係なく誰もが高い関心を持っていましたが、その対策案には文化や自国の発展の現状による違いが見られ、とても興味深かったです。1日をとおして、他の人の意見を聞き、別の視点を自分の中に取り入れる大切さを学びました。

 

▲ 九州大学大学院 高井 優生 先生
 
若い世代の国を超えた交流は、本当に良い機会だと思います。今回は中国人学生の参加が多くありましたが、ここ福岡はアジアに近い立地にあるので、日本と中国はもちろん、アジアをはじめさまざまな国の文化を取り込みやすいと思っています。日中をベースに置きつつ、いろいろな国の視点が交わう機会がたくさん生まれ、交流の輪が広がっていくことを願っています。

 

 

1日を通じて、これからの社会で起こり得る変化を捉えながら、学生たちは議論を重ねました。 日中それぞれ視点や価値観の違いを相互に理解し合い、 対話を繰り返すのこの行程は、若い世代にとって、またとない貴重な機会となったかと思います。
国境や文化を超えて学び、お互いを認め合った今回の経験は、「国境を超える若い視点」として、必ずや未来を拓く力となります !このフォーラムで育まれた相互理解と信頼関係 、そして協働を通じて得られた学びと喜びを胸に、皆さんが未来の環境と社会の課題に立ち向かい、日中協力の新たな時代を築いていくことを心から期待しています!
 

 

笹川平和財団
SASAKAWA PEACE FOUNDATION
主催団体   (公財)笹川平和財団
協力団体   九州大学大学院農学研究院
      (公財)日本科学協会、日中関係学会

学生団体協力 茶話日和、京論壇、中国言語文化研究会
事務局    笹川日中友好基金 日中未来創発フォーラム事務局

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