【インタビュー】Fuku Spo – アビスパ福岡 / 小畑 裕馬

GK 小畑 裕馬(Obata yuma・背番号24)

信頼されるGKになりたい
今季の開幕戦でアビスパ福岡のゴールを守ったのは、今季加入したばかりの小畑裕馬。しかし、チームは3連敗し、小畑も先発から外れました。しかし、彼は試合に出られない期間を経て、再びアビスパの守護神にふさわしい実力をつけ、勝利に導く原動力となっています。
プレッシャーもなく
楽しく試合をできた岡山戦
第20節・岡山戦でリーグ戦10試合ぶりの勝利を挙げたアビスパ。そのゴールを守っていのは小畑裕馬です。17試合ぶりにリーグ戦先発の座をつかんだ彼の加入後リーグ戦初勝利となりました。「試合前はチームが勝っていないことを意識しませんでした。それを考え始めるとすごくナーバスになるし、僕自身の考えや立ち居振る舞いがチームに影響すると思っていたので、変に考え過ぎずに臨みました。その前のカップ戦で自分たちのやりたいことを統一できていたので、心配はまったくありませんでしたし、プレッシャーもありませんでした。むしろ、楽しく試合をできました。試合に出る出ないに関係なく、気持ちは常に試合に向けているので特別な準備をしたわけではありません。でも、もう1回チャンスをもらえたということで、いつも以上に気持ちは入っていました。久しぶりの勝利だったので率直に嬉しかった
です」。
かつての恩師の言葉を支えに
常に準備をし続けてきた
小畑の開幕戦先発には誰もが驚きました。なぜなら、仙台で過ごした昨季のリーグ戦出場は0だったからです。しかし、その抜擢は功を奏さず、チームは開幕から3連敗を喫し、小畑もメンバーから外れました。「特別なことをやって変えるのが嫌なんです。もちろん、新たな試みは大事ですが、いつ出番が来てもいいように準備していました。僕らの世界は結果を出さないといくらいいプレーをしても意味がない。でも、「いずれチャンスが来る」と思って、それまでにシュートストップやキックなど全体的なレベルを上げるための練習に取り組みました。試合に絡まない分、練習時間はあったのでやれることも増えましたし、練習量も増やせました。もちろん、何があってもいいように試合の準備もしていましたが、すごくいい時間を過ごせたと思います。
移籍や開幕戦先発はプロで初めてでしたし、そこで勝てずに…。しかも、僕が出なくなってチームは勝ち始めたので、キツい時期もありました。でも、『ここで腐ったらダメだ』と思い、自分にベクトルを向けて練習に取り組みました。あの時間があったからこそ、今があると思います。『アビスパのG Kは小畑じゃなきゃダメ』と、チームメイトやサポーターに思われるようになりたいですね」。
試合メンバーから外れても、自分と向き合い、研鑽を積んだからこそ、冒頭の勝利がある。何が彼を支えたのでしょうか?
「去年、キャンプで千葉と練習試合をしたのですが、僕は試合に出られず腐っていました。その時、千葉の小林慶行監督に『人間性や立ち居振る舞いは見られているから、やり続けないとダメだ」と言われました。慶行さんは僕が仙台ユース時代にトップチームのコーチをされていて、何かと気にかけてもらっていたんです。この言葉が僕の心に響き、自分を見つめ直すことができました」。
失点の少なさは変えずに
キックで攻撃に貢献したい
長いシーズンも折り返しを過ぎ、ここから佳境へと向かう。今後の目標を小畑はどこに置いているのか?「福岡の人たちに信頼されるGKになること。アビスパが培ってきた失点の少なさは変えず、キックで攻撃に貢献したい。そこも試合で見てほしいです」。
小畑選手のプライベートに迫るQ&A
Q.福岡の住み心地は?
A.住み心地はいいです。でも、暑いです。それに雪が降るとは聞いていませんでした(笑)。福岡に着いた日に雪が降っていたのでビックリしました。冬はいいんですが、今の暑さと湿気がヤバいです。
Q.福岡でやりたいことは?
A.(金森)健志くんの『らーめんはや川 警固店』に行きました。仙台でほとんどのオフはゴルフでしたが、こっちでは健志くんとシゲ(重見柾斗)とまだ1回しか行っていない。福岡にはいいゴルフ場が多いと聞いているのでもっと行きたいと思っています。アベレージは90前後です。
