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【花とグリーン】盆栽の魅力が知りたい。

 

   

「始めてみたいけど、難しそうなイメージがあってなかなか手が出せない」…そんな人、多いのでは?ところがどっこい、少し知るだけで案外簡単で、自由な魅力に触れられるのが盆栽なのだ。今年4月、今泉にオープンした『盆栽界隈』で、盆栽の楽しみ方を教わった。

 

 

 

 

こびとになったつもりで、幹や枝をのぞいてみよう。よく手入れされた盆栽を下から見ると、まるで大木の下にいるかのような感覚を味わえる。大自然の中で、木に守られているかのような心地よさ…盆栽鑑賞における醍醐味のひとつだ。一つの鉢にいくつもの苗木を植えた「寄せ植え」の中には、異なる樹木が共生する自然界を模倣したものもある。盆栽とはすなわち‘‘手のひらサイズの地球’’。禅の思想が反映された日本庭園に近しい自然観を持つ、育てる芸術なのだ。

 

 

難しく考える必要はなく、「伸びたところを切る」ことが、盆栽を剪定(せんてい)する上での基本のキだ。初心者のうちから植物の習性や黄金比を学んでも実践するのは難しい。例えば「連山ヒノキ」なら枝葉の成長スピードが非常に遅く初心者でも育てやすい盆栽と言えるだろう。仕立てる際は、葉の伸びている箇所を指でつまみ、ピッと引っ張る、これだけだ。ちなみに盆栽を毎日整える必要はなく、しっかりとした剪定は1年に2回ほどのペースでOK。

 

 

 

 

 

数百円で手に入る手頃なものから、高価なものだと数億円まで。価格の幅が広い盆栽だが、その価値を決めるポイントの一つに‘‘生育年数”がある。作り込みをしながら、数年、数十年かけて楽しめるのも盆栽の魅力と言えるだろう。盆栽の王道である松の中でも、がっちりと力強い佇まいが魅力の「黒松」なら、幹の表面(=樹皮)が厚く重なって、割れているものほど樹齢が長い。松の盆栽を見たときは、まず幹肌を見て、樹齢を推測してみよう。

 

 

樹木の形状や枝の配置などを整え、「作り込む」ことができるのもまた盆栽の魅力。公園などの広場にある木は、太陽の方向に真っすぐ伸びる。一方で、植物が茂る山間にある木の枝は、陽を求めて「外側に流れる」。こういった自然界にある「流れ」を鉢の上で表現するのが盆栽なのだ。盆栽の作り込みには一定の原理があるため、一から独学で学ぶのは至難の業。針がねの使い方を教わりながら学べる初心者向けのワークショップに参加するのがいいだろう。(『盆栽界隈』でも開催してるよ!)盆栽好きにはファンの多い「真柏」は作り込みにはもってこいの木。幹や枝が枯れて白骨化した部分を「ジン=神」と「シャリ=舎利」と呼び、その芸により評価が大きく変わるのだ。

 

 

 

 

盆栽界隈
[所]福岡市中央区今泉1-18-20
クレスト今泉 [営]13:00~19:00
[休]月~水曜 カード/可、
QRコード決済可 
【Instagram】bonsai_kaiwai
【Instagram】bonsai.kaiwai

 

 

 

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