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【九州国立博物館】3D映像で新たな鑑賞体験。「蘭亭図巻」の世界に没入せよ!

 2025年7月5日(土)から「九州国立博物館」開館20周年を記念し公開されている特別展『九州の国宝 きゅーはくのたから』。テーマである「宝」に基づき、ICTと空間構築で働く場と学ぶ場を支える「株式会社内田洋行」が「蘭亭図巻(永楽本)」を題材にした3D映像を制作、提供しています。(映像制作はグループ会社・パワープレイス株式会社が担当)

 「蘭亭図巻(永楽本)」とは…?
 中国・東晋時代の書家 王羲之(おうぎし)が353年に催した詩宴「曲水の宴」の情景を、後世の画家が描いた図巻作品。この宴で詠まれた詩に、王羲之が添えた序文「蘭亭序」は、書道史に残る名文として知られています。
 「永楽本」は、明代・永楽15年に刊行された拓本であり、こちらも王羲之の時代を後世に伝える貴重な一冊です。

 

詩・書・画が交錯する春の宴の世界を
3Dで再現可能に! 

 「株式会社内田洋行」が3Dリアルタイムレンダリング技術を活用し、静止した絵巻に「動き」と「奥行き」を与えます。

■移ろう時と舞い散る桜が描く、儚く美しい自然表現

春の気配感じる黄昏の蘭亭
蘭亭図巻をのぞき込んでいるような映像表現

 植物や岩、建築物は3Dモデリングによって構成。竹林を渡る風、花の揺らぎ、陽光の移ろいといった繊細な自然表現がされており、人物の表現は光の当たり方やカメラの視点で立体的に表している。まるで蘭亭図巻をのぞき込んでいるような感覚ですね! 

桜の花びらが舞う中、川の流れに酒の盃を浮かべ、詩が詠めなければ盃を飲む雅な遊びのひととき

 

■日本に伝わる“宴”の精神、太宰府へ

 宴は7世紀後半以降の日本においても宮廷行事として催されており、やがて太宰府天満宮での「曲水の宴」として現代まで受け継がれてきました。展示では4Kディスプレイを使用した映像が公開されており、今後に向けてVRやAR、タッチパネル展示などへの発展も見据えた制作を行なっているようです。

ショート映像はこちら▼

2025年の太宰府天満宮での曲水の宴の様子
太宰府天満宮では毎年3月の第一日曜日に曲水の宴が開催されています

 特別展終了後も同館の平常展(文化交流展)で随時公開される予定です。九州の文化発信拠点である「九州国立博物館」では「その時代に入り込むような没入体験」を提供することを目指しており、「時間を旅する博物館」として新たな取り組みを展開してるようです。
 今までと違った形で歴史に触れられそうですね。きっと貴重な体験があなたを待っているはず! 

九州国立博物館開館20周年記念特別展「九州の国宝 きゅーはくのたから」

2025年7月5日(土)~8月31日(日)
時 日・火~木曜(9:30~20:00 入場は16:30まで)
  金・土曜 (9:30~20:00 入場は19:30まで)
休 月曜、月曜が休みの場合は翌平日が休み
会 九州国立博物館(太宰府市石坂4-7-2)
料 一般 2000円(1800円)高大学生 1000円(800円)中学生以下 無料
※()内は前売料金
☏ 050-5542-8600

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