【福岡麺本2025】 博多ラーメンの原風景が春日にある/ ラーメン やまもと 春日本店

ラーメン やまもと 春日本店
-博多ラーメンの原風景が春日にある-
ラーメンの味も、店や大将が醸す雰囲気も、まるで”あの時から時計の針が止まったかのよう”。その老舗の魅力の中に、実は決して立ち止まらず高みを目指す作り手の研鑽がある。「懐かしい」と言われ続けることがどれだけ特別かを知ってほしい。

増え続ける来客数。それが「王道豚骨がやっぱり強い」の証明!
1993(昭和58年)年創業の『ラーメンやまもと』は40周年の節目を経て、”半世紀”に向けての力強い一歩を踏み出した。
先代の故・山本正次郎さんの思いを継承した2代目・雅彦さんによる渾身の一杯は「どこか懐かしさを感じる」「クセがないのがクセになる」と称したいノスタルジック豚骨。そこには、ただ立ち止まって”古き良き”を守るのではなく、王道の味の中でも”より美味”を日々追求し、ラーメンに落とし込む山本さんのさりげない進化も溶け込んでいる。
具体的な製法である「取りきり」スープも、山本さんのラーメンへの設計思想が表れている一つだ。豚骨ラーメンは一般的に「呼び戻し」と「取りきり」スープに大別される。前者は”熟成”、後者は”フレッシュさ”がキーポイントであるのだが、山本さんが行き着いたのは後者。その理由はとてもシンプルだ。「ご飯も炊き立てが美味しいし、パンも焼きたてがうまい。ラーメンのスープにおいても”できたてに勝るものなし”というのが私の考えです」。

呼び戻しは状態のことなるスープをブレンドすることに難しさがあり、一方、山本さんの取りきりは一発取りきりのスープを、”できたて”出だすことに経験を要する。つまり、常にフレッシュなスープを最高の状態で安定供給すること。
山本さんは営業中も、仕込み釜の着火のタイミング、火加減に目を光らせる。「体が続く限り麺場に立って、お客様の笑顔を間近で見ていたいね」。学生時代にラーメン職人となり、いま還暦を過ぎた山本さんはしみじみと語る。「野菜や肉などの食材も生産者の顔が見えると安心するのと同じように、ラーメンも作り手の顔、人柄がお客様に伝わることが大事」。これも山本さんが昔から話している事だ。生涯ラーメン職人。けれど、いつかは次世代へ伝えなくてはいけない。山本さんは後進の育成にも注力。
「ラーメン店をやっていくのに一番重要なのは、やはりラーメン愛、熱意なんですよね。性別、年齢問わず、本気度を見極めながら弟子をとり、『やまもと』の味を後世に残していきたい」と山本さん。春日本店では現在、3代目候補の女性職人が絶賛修行中だ。「春日ご当地グルメグランプリ2024」で第1位となった『やまもと』のような文化遺産級の名店が50年、100年と紡がれていくことを切に願う。

店主 山本 雅彦
1964(昭和39)年福岡出身。
1983(昭和58)年、父である故・正次郎さんと豚骨ラーメン店を開業。それから40年以上、ひたすら博多豚骨一本道。「自分のラーメンはもっとうまくなる」の信念の元、伝統を守りながら、味わい、サービスとも常に高みを目指してきた。株式会社オフィスやまもと代表取締役
| 【所】春日市下白水南1-8 【☎】092-573-8594 【営】11:00〜OS20:30 【休】木曜(祝日の場合営業、翌日休み) 【席】24席 【P】あり カード/不可 QRコード決済/可 【Instagram】@ramenyamamoto 【HP】https://ramen-yamamoto.com/ |
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