【フォトジェニックなパンさんぽ】朝倉市
「フォトジェニックなパンさんぽ」
昨年サイトオープンしたちくご「パンさんぽ」
筑後エリアは県内屈指の人気パン屋があつまる激戦区。
昨年はエリアのパン屋+市町村の魅力を発信!
今年は筑後15市町村のパン屋とフォトスポットを
パンさんぽ編集部が取材し皆様にお届けします!
<朝倉市編>
桜の名所として知られる甘木公園の隣に佇む、小さな赤いコンテナハウス。入り口を開けると、インテリアのように並べられた種類豊富なパンが目に飛び込んでくる。


ここは、パン職人の梅田陽明さんが切り盛りするベーカリーだ。2022年4月にオープンし、この春で4年目を迎えた。昔からパンを作ることが好きで、家族や友人に振る舞っていたという梅田さん。やがて本気でパンを学びたいと思うようになり、福岡の有名ベーカリーで修行したのち、地元の朝倉市で自身の店を開いたという。

梅田さんが目指すのは、“毎日の食事に取り入れたいと思うパン”。そこで試行錯誤してたどり着いたのは、レーズンやイチジクなどのフルーツから作る自家製酵母を使ったパンだ。

この酵母に含まれる乳酸菌の働きによって体内でパンが消化しやすくなる上に、小麦の旨みや風味が引き立ち、心地よい余韻を楽しめるという。その他にも種子島産のブラウンシュガーや沖縄産の塩など厳選した体に優しい素材を使用し、「健康で美味しい」を軸にしたパン作りを心がける。


そんなこだわり抜かれたパンを求めて店にはひっきりなしにお客さんが訪れ、平日でも行列ができることも。「製造にじっくりと時間をかけているため、現在のところ営業日は週に4日、営業時間も11時から14時までの3時間。店を開けている時間が短いためか、プレゼントにとたくさん購入していただくお客さまも多いんですよ。今後はもう少し営業時間を増やせたらと考えています」と梅田さんは意気込む。

店内には約40種のパンや焼き菓子が並び、ハード系を中心にクロワッサンやデニッシュ、惣菜系など幅広い種類を揃える。おすすめのパンを聞くと、「生食パンでしょうか。もちもち、しっとりとした食感が際立つ食パンなので、焼かずにそのまま食べてほしいという思いで“生”というネーミングにしました。でも、どのパンもおすすめです!」と梅田さんはにっこり。

商品一つひとつの魅力を語るそのキラキラとした目から、
パンに対する深い愛情が感じられた。
パンさんぽ編集部が
オススメするフォトスポットをご紹介📷
朝倉市の北西部に位置し、福岡でも指折りの桜と紅葉の名所として知られ「筑前の小京都」とも称される秋月。中世に戦国大名の秋月氏が山城を築いた後、江戸時代になってからは黒田長政の三男・長興が秋月藩を立藩してからは秋月城と城下町を築き、明治まで城下町として栄えた。

かつて“秋月千軒”と謳われるほどの賑わいはないものの現在も史跡が点在し、当時の面影を残す景観を求めて年間を通して多くの観光客が訪れる。そんな史跡の中でも、ビュースポットとして外せないのが『黒門(秋月城本門)』だ。

元々は秋月城の大手門(城の正面に位置する正門)で、明治初期に黒田長興を祀る垂裕神社の参道に移築された。この周辺には約20本のカエデがあり、初夏には新緑、秋になると色づく紅葉と黒い門のコントラストにうっとりとさせられる。春は黒門の手前に整備された「杉の馬場通り」に植えられた約200本のソメイヨシノが花を開き、美しい桜のトンネルを愛でられるのも嬉しい。

『秋月野鳥』
[所]朝倉市秋月野鳥