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【ローカル企業とSDGs】オリーブオイルの魅力発信と女性の自立をサポートする多種多様な活動を展開『一般社団法人日本オリーブ&ビューティー協会®』

多種多様な得意分野を持つ
メンバーが終結し協会発足

EXオリーブオイルを使用し、美容と健康にクリエイティブな要素を取り入れて発信する『一般社団法人日本オリーブ&ビューティー協会®』。福岡を拠点に’21年2月に発足したこの団体は、多種多様な活動を行なう6名の女性が出会い発足させたという。

『日本オリーブ&ビューティー協会』代表理事・八尋菜月(中央右)、山本真奈(右)、寺坂真子(中央左)、中村有希(左)

同協会の活動は主に2つ。まず1つは、オリーブオイルのことを学ぶ各種講座の実施。「自身や家族の健康を守りたい」という理由などで興味を持った習い事感覚の方から、本格的に学び協会と関わりながら講師活動を行ないたいというプロ志向の方まで、複数の講座が用意されている。そしてもう1つは、各種イベントに出店し、南イタリアの生産者から直接仕入れた「トレイオリーブオイル」のほか、オーガニックオリーブオイルにコチュジャンやガーリックを加えた「オリーブオイルスパイシー」や、豊前産のドライフルーツを漬け込んだ「魅せるオリーブオイル」などのオリジナル商品を販売している。

女性が自立するための
ノウハウを伝えていきたい

「私たちの活動の根底にあるのは“女性の自立”です。私たちは女性は結婚や出産などの理由により、仕事を辞めざるを得なくなるなど、社会参加へのハードルが高くなってしまいます。そこで、私たちの講座で学ぶなど、女性が自立するために必要なノウハウを伝えていくといったことにも積極的に取り組んでいるのです」と同協会代表の八尋菜月さん。

20代から栄養について学び、妊娠を機に食の大切さを改めて実感。オーガニックやナチュラルフードについて学ぶ。’19年、ナチュラルフード教室を行なうNakkiiifoodsを設立。’21年2月、仲間とともに日本オリーブ&ビューティー協会を発足。現在に至る

発足から1年足らずでありながら、同協会の活動は広く認知され始めており、多くの女性たちから高い支持を集めているという。八尋さんが“食”に関する勉強を始め、同協会発足のきっかけとなったのが、お子さんのアレルギーだったという。「若い頃から自分が口にするモノを意識してきたにも関わらず、2人目の子どもに20品目以上のアレルギーが見つかったんです。正直、大きなショックを受けました。周囲の人々からも私は食にこだわっているという印象を持たれていたので、子どもがアレルギーであることを誰にも言えなくなってしまって。自宅にひきこもっていた時期もあったんですよ」。

そんな八尋さんを救ったのが、検査入院で出会ったママ友だったという。同じ悩みを抱える人と出会い、周囲の人たちに言えなかったことを相談したり、情報交換をしたりしたことで自分自身が救われたことから、そのような悩みを持っている人々に対して、自ら発信していきたいと考えたことが現在の活動につながっている。

’21年3月から各種講座をスタートさせて、既に講師の資格を取得して活動を始めた受講者もいるという。また、気軽に参加できるワークショップも開催している。「日本はパートやアルバイトをしている女性が少なくありません。専門的な知識や技術を身に着けて自分のやりたいことにチャレンジしてほしいですし、私たち『日本オリーブ&ビューティー協会』がその選択肢の一つになれると嬉しいですね」。

一般社団法人 日本オリーブ&ビューティー協会®

HP:http://www.olive-beauty.com/
Instagram:@japan_olive_beauty_association

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