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家族の風景で彩る「おばあちゃんの納屋」

[長崎材木店]がリノベした
Iさんの住まい

 

見る景色、過ごす時間、感じる幸せ。
家族との思い出に想いを馳せながらおばあさまの納屋を住空間へと再生させたI邸。
フルリノベーションだから叶えられたことを伺いました。

 

kitchen

「GRAFTEKT(グラフテクト)」のアイランドキッチン。「Mieie」の食洗器がぴったりハマり、重厚感のある色合いが素敵。奇跡的なタイミングでご夫妻待望のカラーが発売され、即決でオーダー!

 

主役の納屋が蘇るきっかけはもったいない!の一言だった

Iさん一家は家族4人、リノベーションした納屋跡と母屋で暮らしている。見所は何といっても、築35年の納屋跡を使ったLDKだろう。ここは長年農業をされていたおばあさまが展機具置き場として使っていた思い出の場所であり、Iさんご夫妻の想いと盛動のエビソードが刻まれた空聞だ。

現在98歳のご主人のおばあさま。ご主人を手塩にかけて育て上げ、ずっと元気に畑仕事をされていたそう。ところが2年前に体調を崩し、足が不自由になって車椅子生活を余儀なくされた。そんなおばあさまを介護するために、Iさん一家は母屋で同居していたが、部屋の手狭感、同線の悪さ、暑さ・寒さの室内環境を改普したいと、母屋のリノベーションを検討したことが始まりだった。

ご夫美の中では、改築は母屋だけで、納屋は解体し、庭にする案もあった。けれど[長騎材木店]の設計担当・八川さんから「もったいない」と待ったの声。「納屋をメインにリノベーションして、納屋と母屋を繋げてみてはどうか」という思いもよらない提案が!
「〝おばあちゃんの古い納屋〟を住空間にするなんて、考えもしませんでした」とご主人は語る。

 

 

kitchen&dining

本物のビンテージを表現する赤褐色の鉄背が海外風のかっこいいムードを与え、空間の大事な役割を担っている。「ほっと和める場所ができて嬉しい」と奥さま

 

特に納屋は、外観も見違えるほどかっこいい姿に変身。夜のムード溢れる佇まいにうっとりさせられる

 

▼before

 

リノベーションだから叶う語り継がれる思い出たち

設計担当の八川さんはこう語る。

「普通なら取り壊すかもしれない古い納屋ですが、良い建物だと感動したんです。例えば、年季の入った鉄骨。おばあさまが汗水垂らして作業していたバックボーンが空間の奥深さとなって醸し出され、これを新築で表現するのは不可能なんです。だからこそ、この場所を再生させたいなと」。

フルリノベーションの場合、解体作業や断熱材などの機能補填はもちろん、レイアウトとデザインにもこだわると、だんだんコストがかさんでいく。I邸も同様で、費用面に限界を感じ、諦めて新築の建て替えにしようと一瞬考えたという。けれと、悩んだ末に行き着いた答えは〝お金じゃない〟。

「リノベーションの良さは、見た目だけではありません。家族の思い出と記憶が建物にしっかり残っていて、そのエピソードを子や孫に語り継ぐことができるんです」と八川さん。実際にIさんご夫妻も、庭を眺めるだけで、庭いじりをするおばあさまの姿が目に浮かぶと話す。この納屋跡もそうだ。農機具や手押し車が置かれていた場所を思い出したり、お漬物の匂いを懐かしんだり、昔の名残を感じられるのが嬉しい。

 

Living

総二階だった納屋の骨格はそのまま、半分以上を吹き抜けにし、壁や床を張り変えて大幅にリノヘーション。おばあさまが大切にしていた庭の植栽も、きれいに伐採・剪定を行ない、リビングからゆったり眺められるようにした

 

以前はキッチンが孤立した間取りだったけれど、今では家族と同一空間で食卓の準備ができて、奥さまは大喜び。2階から1階を眺めると、吹き抜けのスケール感のすごさに感的⋯

 

 

納屋らしさを生かし、薪ストーブの前で寛げる土間スベースを設けた。「屋外にのちのちウッドデッキを設けたいですね」とご夫妻

 

母屋と納屋を繋げたことで廊下が伸び、子どもたちが思いっきり遊び回れる環境に。洗面所
にはタイルを張り、小洒落た雰囲気を演出している

 

LDKがあった母屋の空間は、今後寝室に変わる。そちらの空間演出も楽しみ!

リノベーションを選んだ理由は?

おばあさまを介護しながらの同居暮らし。使いにくい間取りと手狭まな空間に限界を感じて、母屋の改築から検討開始最終的な納屋も一緒にフルリノベすることに!

わが家のこだわり1

母屋と納屋を繋げ広い住まいに再生
玄関の廊下を伸ばし、母屋と納屋を合体!それによって玄関が以前の倍の広さになり、大容量のシュークロークも完備できた

わが家のこだわり2

列車が模切ると子どもたちが大興奮
目の前が線路とあって、2階の窓から列車が渡る様を眺められる。これは他では味わ
えない、I邸ならではの特別なシーン!


Company profile

株式会社 長崎材木店

 

設計士とつくる素敵な暮らし

長崎材木店では営業担当者を設けず、設計士自らが家づくりをサポートしています。お客さまの想いを汲み取ってデザインした住宅には、塗り壁や無垢材などの自然素材を使うため、住み心地も抜群です。歴史も古く、材料の仕入れから工事、アフターフォローまで、全て自社で行えるのも強みです。

 

[所]福岡県古賀市天神5-10-3
[☏]0120-39-5678

 

[施工エリア]福岡県、佐賀県の一部地域
[設立]昭和53年4月(創業:明治30年)
[資本金]2000万
[従業員数]45名
[許可・登録]福岡県知事登録 建設業許可(般-29)第68058号
一級建築士事務所 第1-10209号
九州不動産公正取引協議会加盟
宅建業許可 福岡県知事(9)第8682号

 

【長崎材木店HP】←クリック

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