トップに
戻る

【インタビュー】博多華丸&富田靖子/映画『めんたいぴりり』撮影現場を直撃!

博多明太子をつくった「ふくや」創業者の川原夫婦をモデルとし、2013年にテレビ西日本開局55周年ドラマとして製作された『めんたいぴりり』が、ついに映画化。スクリーンで博多華丸と富田靖子が演じる海野夫婦に再会できる!3月某日、櫛田神社で初詣シーンの撮影現場にマスコミがひと足お先に潜入取材。集まったエキストラの数は約100名!今回、出演するエキストラの総人数は1300人で、エキストラの定員を越す応募があったそうです。どれだけ福岡の人々から愛されてるかがわかりますね。

ドラマでも指揮をとった江口カン監督指導のもと順調に撮影が進みます。ピリッとした空気が流れる場面もありましたが、それも一瞬。モニターをみながら江口監督も笑顔が溢れる撮影現場。(ちなみに江口カン監督作品『キラ星』が間もなく劇場公開。シティ情報ふくおか4月号ではインタビューを掲載しておりますので要チェック!)

撮影の合間、インタビューに応じてくれた海野夫婦。

—この日の撮影について

華丸:だいぶ早めの初詣をやらさせていただいた感じですね。

富田:お芝居の仕事をやらせていただいた中で初詣のシーンで、100人のエキストラの方がいらっしゃる現場は初めて。みなさん当時の格好をされていてタイムスリップした感じがしました。

 

—映画にかける想いは

華丸:スタッフ出演者一同、多分これが集大成だと思ってるんじゃないかな。今まで以上に大変ですが、よっぽどいい見返りがあるだろうと思いながら、頑張らさせていただいております(笑)!

 

—映画とドラマの一番の違いは

富田:テレビと映画って撮影の幅が違うので、セットの奥行きや高さがパワーアップしてますね。新しいお店がいくつか開店されてました!でも私たちのおうちは同じです(笑)

華丸:あ〜流石やね、私は全然気付かなかったです(笑)!今回は全国のみなさんに見ていただくので、方言も少しマイルドにした方がいいかなと思ってたんですけど、割と自由にやらせていただいて、なんだったら前以上に方言は強くなってるかもしれないですね。

富田:そう思います。おじいちゃんおばあちゃんが使ってた言葉が出てきたりして、台詞を聞きながら懐かしいな〜と。あと、今度1000人のエキストラの方にご出演いただくシーンがあるらしいんですが、その時は映画って感じがするんじゃないかな。

華丸:エキストラに過敏ですね〜(笑)。

富田:いや、なかなか1000人集まる事ってないですよ!すごく驚いたんですもん!

華丸:陸王は4000人くらいいたらしいですよ。

富田:負けた〜…。

丸:竹内涼真くんと博多華丸の違いですね、申し訳ない(笑)!

—この5年間で映画化までなると想像したことはありました?

華丸:してませんよ!未だに疑ってますもん、ほんとかなって(笑)。

 

—久しぶりの共演はいかがですか?

富田:記者会見の時にはすでにこの髪型で来てくださったので、私の中では、この俊之さんがいればセリフはすぐに出てきます。髪の毛が長いと厳しいかも(笑)!

華丸:ほんといいスイッチになってますね。最初の時はズラでやろうかって言ってたんですけど、あのときに潔く切ったから、それが未だに繋がってるかもしれないですね。しかし、この作品だけじゃなくて『逃げ恥』で、新垣結衣ちゃんの両親の役、富田さんとしたかったー(笑)!舞台の『めんたいぴりり』で共演した宇梶さんに持っていかれました。

 

—全国の作品のファンに映画として届くことへの期待感や楽しみは

華丸:東京で見に行ってる映画館に『めんたいぴりり』のポスターがあったら嬉しいですよね。そんな大きな映画館であるかどうかはわからないですけど(笑)。あと、この作品は山笠との縁も深くて、今回ももちろん山笠のシーンがあるので、その活気が全国に伝わればいいですね。博多の人間には当たり前ですが、他の地方では、朝 4時59分という誰も起きてない時間帯に人知れず終わるお祭りなので(笑)、全国に意外と伝わってないと思うんですよ。本当は7月からしか動かない山を、ボランティアで稼働していただいたり、ルール的にやってはいけない事までご協力頂いていると思うので、この映画でさらに認知されればいいなと。しかし、“映画の時だけやないか、あいつは!”と言われないよう、放送されていない所で私どれだけ挨拶まわりをしているか!ちょっとギャラに加えていただくか領収きりたいくらいです(笑)!

富田:本当に色んな地域の方も応援してくださってるんだなと思うと、“よか映画にせんといかん!”って改めて思いますね。

華丸:協力の方が多いけん、エンドロールが異常に長いかもしれんね(笑)。

 

—華丸さんの芸能人生が全て詰まってるといっても過言ではない?

華丸:そうですね、上映と同時に引退してもいいくらいです(笑)!もう十分ですよ、この芸能界、未練はありません(笑)!

暖かい日差しの中、座ってインタビューを受けるお二人は、本当の夫婦のように自然で微笑ましい現場でした。公開は来年の1月を予定。3月は福岡県内各地でロケもあるそうですよ!万が一、どこかで見かけたら迷惑にならないように遠くから応援しましょう(笑)!

SNS運用代行サービス