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Fuku Spo – ラグビー/桑水流 裕策(コカ・コーラ レッドスパークス)

コカ・コーラ レッドスパークス/桑水流 裕策

ラグビーを始めたのは 高校に入学してからでした。

父がラグビー好きで、テレビでラグビーの試合などを見て育ちましたが、中学まではサッカーをしていました。中学生のときに急に身長が伸びて、サッカー部のコーチから「高校にいったらラグビーをしたら?」と言われて、鹿児島工業高等学校に入学し、ラグビー部に入部。3年生のときに夢だった全国高等学校ラグビーフットボール大会(通称:花園)に出場したことは、とても楽しい思い出です。

福岡大学に進学したのは、教員免許を取得したかったから。もう少し上のレベルでラグビーを続けたいという気持ちもありましたね。そこで、7人制ラグビーの日本代表のヘッドコーチをされていた髙井明彦コーチと出会い、大学生のときに7人制ラグビーの日本代表に選んでいただきました。

ラグビーは通常15人でするスポーツですが、7人制ラグビーは同じ広さのグラウンドで前半7分、後半7分で行ないます。その中にコンタクトプレー(相手と接触するプレー)もあり、ボールも動いてスピード感があるところが魅力だと思いますね。自分は足が速い方ではないのですが、空中戦でのボールの確保が得意なところがセールスポイント。それがあったから、長く代表に選んでいただけているのだと思います。自分がボールをとった後に足の速い選手がトライをしてくれると、自分がトライを取ったかのように嬉しいものです。

 

7人制ラグビー日本代表としてリオデジャネイロ五輪に出場!

2016年のリオ五輪はキャプテンとして出場。初戦がニュージーランドに決まったとき、どうやって勝つかというのはヘッドコーチの瀬川さんが具体的に示してくれましたが、気持ちの支えとなったのは、2015年のワールドカップで日本代表が南アフリカに勝利したこと。あの日は7人制の代表合宿中で、みんなで中継を見ていたのですが、あの勝利で勇気をもらって自分たちもできる!という気持ちにさせてもらいました。それから約1年後、リオ五輪の初戦で優勝候補のニュージーランドに14対12で勝利。予選を突破し、4位という成績を収めることができました。

 

2019年のワールドカップは 日本代表として出場したい!

よいよ来年、日本でラグビーのワールドカップが開催されますが、自分はそのとき、選手として出場することを目標としています。まずは日本代表への一歩となるサンウルブズ(スーパーラグビーの日本チーム)のスコッドに選んでもらえるよう、頑張っていきたいと思います。

 

編集部からのおまけ質問。 行きつけのお店、教えてください!

大学時代から福岡で暮らしていますが、都会も田舎も身近で、人も温かいですし、とても好きな街です。レッドスパークスのグラウンドは香椎浜にあるのですが、練習帰りには、名島の「泰洋軒」によく行きます。あと仕事帰りに行くのは吉塚の「あかおに」というお好み焼きやさん。食べ物が美味しいのも、福岡の魅力ですね。

※シティ情報Fukuoka 2018年2月号本誌掲載

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