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【リノベの達人】気になるお金のコト、ホームページで大公開![はぴりの!]のリノベ術〈株式会社はぴりの〉

不動産事業部アドバイザー 徳田 朋子 リノベーション事業部プランナー 山田 洋介

 

 

深堀りをする視点が信頼へとつながる

自由さやオシャレはリノべの魅力だけど、内心気になるのはお金のコト。追い求めてしまえばしまうほど、費用はかさんでくる。日々、依頼主と接し、様々な課題を解決してきたプランナーの山田さんは「家族旅行や子どもたちの進学費用など人生を楽しむためにかかるお金はさまざまですよね。それらを踏まえて、家にかけたいコストはどのくらいだろう?と考えると、優先順位が自ずと見えてくると思うんです」と話す。依頼主とたくさん話をして、すべて聞いた上で地に足の着いたアドバイス。案外見落とされがちな布団の収納場所など、生活スタイルに沿った提案もしている。リノベーションだけでなく、中古住宅の購入と併せたワンストップサービスを提供する[はぴりの!]では、年間50軒近い工事実績を誇る。その理由を考えると「あれもこれも」は避けて無駄遣いにならないようにする気遣いと、どんなテイストにも対応できるデザインカがあるということが読み取れる。

 

 

安心・安全な工事はもちろん施工後の保証も万全だ。「中古物件の安心感は、新築以上に重要だと思うんです」とスタッフの徳田さん。安心材料はたくさんあった方が良いと、一戸一戸異なる中古物件のメリット・デメリットをすべて開示。全部を知った上で判断してほしいというプロとしての心意気だろう。新築以上に制限が多く、手間がかかるリノベーションだからこそ、安心な暮らしを第一に、コストとデザインの両立を目指す [はぴりの!]の姿勢からは誠実さが伝わってきた。

 

 

 

WORKS FILE 01 福岡市中央区・K邸

日本家屋の落ち着きある佇まいとモルタライクな無骨さが調和した
マンションとは思えない大空間

[上]モルタルが十分な存在感を出しているので、クロスはあえてシンプルに2色のみで抑えている[左]ロードバイクを置くだけでなく、デスクを置くことも可能な玄関土間。昔の日本家屋でも、土間や縁側はユーティリティースペースとして活用されていた。[右]洗面カウンターはご家族の身長を考え、標準より少し高めに設置

 

玄関を開けるとマンションとは思えない土間スペース、キッチン、奥にあるリビングまで一望できる。斬新なようだが、明治以前の日本家屋と同じつくりだと気づいた。入口の先には台所とかまどがあり、その奥には座敷があった時代を彷彿とさせる。リノベーションならではのモルタライクな空間なのに落ち着きを感じるのは、ドアなどの設備をそのまま利用しているからだろう。すべてを刷新するのではなく新旧を両立させた見事なバランス感覚に喝采だ。

 

Renovation Data
築年:37年
専有面積:70.7㎡
設計期間:2ヵ月
施工期間:2ヵ月
工事費:680万円

 

 

 


WORKS FILE 02 福岡市博多区・T邸

405万円で実現!コストを意識したカフェスタイルのリビング

通常なら白にしがちな梁だが、きっちりと存在感をもたせることで逆にインテリアとなっている。
ご主人こだわりの小上がりスペースは、ゴロリとしながらマンガを読める男性憧れの空間。濃い色目のクロスを選定したことで、マンガの背表紙も目立たない。

 

 

間取り変更を伴いながらも、この予算で仕上がっていることに驚いた!回遊性を持たせたリビングは巨大な梁をデザインとして活かしつつ、ポップなクロスや家具で全体をカフェスタイルに統一。単に「価格の安さ」を志向するのではなく、日々の生活をワクワクさせるデザインにした上で、コストをしっかりコントロールしている点こそプロの矜持だろう。失礼な感想かもしれないが、普段着で生活をしても毎日がオシャレな心地で暮らせるナチュラルな
空間だ。

 

Renovation Data
築年:22年
専有面積:79.5㎡
設計期間:2ヵ月
施工期間:2ヵ月
工事費:405万円

 


OFFICE DATA▶▶
株式会社はぴりの

住所:福岡市南区大楠1-5-10
電話:092-980-1100
https://www.happy-renovation.com/

 

 

*本記事は
「フクオカリノベ 2020 no.04」より抜粋して掲載しています。
https://www.fukuoka-navi.jp/51879

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