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【福岡めん旅】豚骨王国・福岡に咲く細〜い路地裏&ビル奥の小さな花「らぁ麺 なお人」(中央区渡辺通)

豚骨王国・福岡はますます
ラーメンダイバーシティへ!

豚骨王国・福岡にも、ここ10年ほどの間で
非豚骨ラーメンの人気店がずいぶんと増えてきた。

非豚骨ラーメンと言っても、その内容は千差万別で
醤油、味噌、煮干し、白湯、清湯、混ぜそば、油そば、…
スープや味、その組合せや提供形態の違いはもちろんのこと
間借り、古民家完全予約制、朝ラー(早朝から昼過ぎまでの営業)など
店の営業スタイルも含めて、独自路線を貫く店が多いのも
これだけ人気店が増えた理由なのである。

と言いつつ、無論、豚骨王国勢力の進化もまた健在で、
老舗や中堅どころの海外を含めた多角化展開はもちろん
泡系、クリア系といった新世代の新鋭店も
たくさん生まれているのでご安心を(誰に!?)
ということをここに付け加えておきたい。

そちらの話はまた追ってしていくとして、
所謂、豚骨一辺倒の印象が強い福岡は、
豚骨を中心に体操体型に開け!「やーっ!」と
これからますます多様化が進んでいき
どんどんその区別や境界線は薄くなっていき、
いずれアジアを代表するラーメンダイバーシティへと
なって行くに違いないと思うのである。

と、そんな世間話しはさておき…

今回紹介したいのは2020年早々に突如出現したこちら!

『らぁ麺 なお人(なおと)』

2020年がそんなラーメンダイバーシティへの飛躍の年となることを
強く感じさせてくれる、そんな期待の新星のひとつなのだ。

豚骨王国・福岡に咲く細〜い路地裏&ビル奥の小さな花

場所は渡辺通と春吉のちょうど境目となる細い路地裏。
天神から行くなら大丸福岡天神から国体道路を挟んで対面、
『TiKi』『リバーサイドコマツ』がある路地をずーっと南へ
200メートルほど行ったところにある。
南からなら春吉の『マヌコーヒー』横の細い路地を
天神へ向かって100メートルほど行った場所あたり。

目印はこの看板と製麺屋「カネジン食品」の木箱!

その路地裏からさらにビルの奥へと入っていた場所にある。
店の席数は7席、カウンターのみの長細い作りでした。

基本のメニューは『鶏と鴨の醤油らぁ麺』(800円)『なお鶏白湯らぁ麺』(800円)『高級のどぐろらぁ麺』(900円)の3つ。さらに、この三本柱、それぞれに特製メニュー(プラス200円)がある。

今回はすこぶる外が寒かったのもあり、温もりが一番感じられた『なお鶏白湯らぁ麺』(800円)をチョイス。加えて、味付タマゴ(100円)、替玉(全粒粉/100円)を食券機で購入して、いざオーダー!

水や食材へのこだわりがわかりやすく掲示されているので
そちらを熟読しながら…数分待って出てきたのがコチラ!
チャーシューも説明文通り、鶏、豚、その紅白の見た目が物語る
食わずもがなのこだわり具合がお分かりいただけるだろうか。

まずはト〜〜〜ロトッロ!!の白湯スープをズズッと胃袋に流し込む!
うむうむ、粘っこいながらキレがある鶏スープは鶏シチュー並みに
食感、味わい共にインパクトがあり(高級な水炊き屋の最後のスープ状態ぐらい!って分かりづらいか…)。気を抜くと先にスープだけなくなっちゃうので用心を!

麺もいいぞ!スープに負けない食感と食べ応えがあるなぁ〜〜。
見事なバランス。スープが強い分、ちょっと物足りなさを感じる人もいるかもしれない…
がしかし、そんな考えは、次に出てきたこの替玉で消え去ってしまったのでした…

麺をズルズルと書き込んで、スープを2/3残したところで、
替玉をオーダーするとものの数十秒でこの木製のお椀に盛られて登場!
綺麗なベージュ色のツヤツヤ肌で、ほ〜んの少しだけちぢれたような麺には、
粗挽き全粒粉の斑点模様がしっかり確認できる。
さらには…サイドにベーコン、ベーコン、ベーコン…

これをドサッと丼に入れ込み、そこへこの専用レモン酢を少々と
ホールのブラックペッパーをミルでゴリゴリと加えると…

アラァ〜〜〜まぁ〜〜〜〜不思議!
さっきまで和食ツラしていた鶏白湯が、一気に西洋のイケ麺に大変身!!!!
それにこの全粒粉麺の風味と少し硬めの歯ごたえと、中身の粘り腰が加わると
「もう一杯別のラーメンを食べた満足感!」で貪るように完食!

今回が基本の味とするならば、この店を知るには、おそらく本命であろう『高級のどぐろらぁ麺』、王道であろう『鶏と鴨の醤油らぁ麺』、変化球である『白トリュフ香る鶏白湯麺』をぜひ次回味わいにおじゃましたいと思います!
ちなみに、隣席の人が食べていた『鶏ュフ香る卵かけご飯』(350円)もめちゃんこうまそうでした。大食漢の人はぜひチャレンジを!

やっぱり、2020年、ラーメンダイバーシティ、加速するな、コレは!!

(余談)

特にここ数年の福岡ラーメン界だけでなく
いろいろな大衆グルメの側面において
「東京化」が進行したと言ってもおかしくないくらい
その流れや勢いを感じる出店が我が町には相次いでいるが、
そうは思いたくないし、絶対そんな訳がない!
そんなんで福岡のまちで長くやっていけるはずがない!
というのが福岡人が福岡人であるためのプライドである。

もし、福岡グルメに定義があるとすれば
それは、唯一「人柄」ではないだろうか。

ラーメンでそれを例えるならば
豚骨、煮干し、鶏ガラ…スープのジャンルの違いや
味やスタイルは東京でも海外でもなんでもありだが、
福岡のまちに根ざし、その風土にあった味を追求する
そんな店主の「人柄」から醸し出される味こそが
福岡グルメたるもののすべてなのかもしれない。

だからこそ、食べる側も一度や二度言っただけで、
その店のすべてを知ったかのごとく語るのはナンセンス!
人柄だけでなく、何度も通ううちに、わかることの方が多いのだから。
長い付き合いができる店を育てて行くのも
福岡グルメの食べ手の責任なんだと思う今日この頃、
やっぱり福岡グルメって、バリよかね〜〜〜〜〜!

らぁ麺 なお人(なおと)

住所:福岡市中央区渡辺通5-10-28 南天神Yビル1-D
電話:050-5456-7696
営業時間:12:00〜19:00
定休日:水曜
駐車場:なし
https://www.instagram.com/tokyo_ramen_stand/?hl=ja

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