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広川市「時代超え、国境も越える久留米絣」坂田織物

カタチ変えても、想いは変わらず。

カタチの本質、未来にツヅク。

広川町、この先にツナグ、カタチ。

 

坂田織物・代表取締役 坂田和生さん

世界のファッショントレンドを牽引するニューヨーク。その街の一角で、広川町で作られている「久留米絣」を紹介するセレクトショップがあります。並んでいるのは「坂田織物」3代目・坂田和生さんが立ち上げたブランド「TUGU」です。今まで廃棄されていた糸に再び新しい命を吹き込み、受け継がれてきた技術を「次の世代に継ぐ」という思いが込められています。

「久留米絣は、絵柄に合わせて染め分けした経糸と緯糸を精密に織り合わせて柄を表現する織物です。絵柄になる部分を糸で縛ると、そこだけ色が染まらないので、織ると白い模様になります。これを「括り」といい、久留米絣ならではの特徴です。」

TUGUは、その括った後の糸、染色後は捨てられる残糸を、再び一本ずつ手でつないで織る。再利用する糸は仕上がりがとても柔らかく肌触りもいいです。「久留米絣は30近い作業工程から生まれるものなので決して安くはないのですが、ニューヨークで実物を見せ、触ってもらい、作り方を説明すると、必ずその価値を評価してくれます。」

安くてハイテクなファッションが流行る昨今、手仕事の世界は縮小の一途を辿っています。しかし手仕事だからこそ評価される価値は全世界どこに行っても誰かが必ず評価してくれます。久留米絣が日本に生まれて約200年。これからは世界でその歴史が織られていくことでしょう。

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【坂田織物】click

[所]福岡県八女郡広川町長延602

 

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ローカルへ行くと耳にする「ここには何もない」

本当にそうでしょうか?

そうした見過ごしがちのあれこれを、

外部のプロフェッショナルの力を借りつつ

再編集していくプロジェクトです。

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