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Fuku Spo – ラグビー/ウィリアム トゥポウ(コカ・コーラレッドスパークス)

コカ・コーラレッドスパークス/ウィリアム トゥポウ

子どもの頃から憧れていた ワールドカップに出場!

2014年に来日し、2016年からコカ・コーラレッドスパークスに加入。福岡で暮らし始めて4年が経とうとしています。東京も住んだことはありますが、福岡は暮らしやすいですし、第二の故郷のような存在です。日本代表の合宿などで福岡を離れることも多かったのですが、福岡に帰りたいという気持ちになりましたね。日本代表の合宿はフィジカル的にもタフでしたが、毎日100%を出さなければならない日々が続いたので、本当に大変でした。また、私は家族をとても大切にしているのですが、子どもが初めての学校に行く日に一緒に行くことができなかったりして、家族との時間を犠牲にしなければなりませんでした。けれど、ラグビーは私の仕事ですから、やるべきことをやるために、犠牲が伴うことは仕方のないことでしたね。

ワールドカップというのは、子どもの頃から観て育った憧れの大会。その大会に自分が出場することは、夢のようなことでしたし、言葉には表せない気分でした。それも、今住んでいる日本での大会です。これまで自分のためにいろんなことをしてくれた家族も来日し、自分の活躍を見てもらえたことは本当に嬉しいことでしたね。

 

閉幕直後の11月15日に トップチャレンジリーグ開幕!

ワールドカップが終わった後は家族で6日間ほどタイに行ってきました。スコットランド戦で脳震盪を起こしてしまった影響があり、100%リラックスできたわけではありませんが、久しぶりに家族と過ごせたことは凄く良かったです。また、コカ・コーラレッドスパークスはトップチャレンジリーグで戦っており、11月15日の開幕を控えていました。

帰国後はチームに合流し、開幕戦の後半から試合に出場しました。初戦の相手は釜石シーウェイブスでしたが、スコットランド戦以降、トレーニングができていませんでしたし、フィットネスの面で不安もあって苦労しましたね。その翌週はホームのさわやかスポーツ広場(香椎浜ふ頭)での試合。たくさんのファンの皆さんが観戦に来てくださり、とても嬉しかったです。栗田工業と対戦し、勝利を収めることができました。

ワールドカップとトップチャレンジリーグは、確かにレベルの違いがあります。けれど、私がいちばんに考えているのは、チームでいかに自分の役割を果たせるかということ。それはどのレベルでも同じだと思うので、レベルの違いは考えず、自分の役割を100%果たすことを意識して試合に臨んでいます。今シーズンの個人的な目標は一貫性のあるプレーをし続けること。ワールドカップで学んだことをチームメイトに伝えて、それを活かせるようにしていきたいですし、自分もレベルアップしてチームの力になれるよう、さらなる高みをめざしたいと思っています。

 

ファンの応援が 選手たちの力になる!

日本代表にも福岡に縁のある選手がいましたし、九州出身のラグビー選手はレベルが高いと聞いています。福岡にはラグビースクールや高校、大学、社会人とラグビーが盛んな街。だからこそ、福岡の皆さんは身近にあるラグビーチームに興味を持って、どんどん応援して欲しいと思いますね。たくさんのチームがありますが、なかでもコカ・コーラレッドスパークスをいちばんに応援してもらえると嬉しいです(笑)。一方で、応援してもらうからには、私たちもその応援に応えなければなりません。いいパフォーマンスをして結果を残して、ラグビーの魅力をしっかりと伝えていきたいと思っています。「試合を見に来てよかった」と思ってもらえるようなプレーをすることが、私たちの仕事です。

今回のワールドカップで示したように、日本のラグビーのポテンシャルは本当に高いものがあります。4年後はベスト4も狙えるはず。ファン、選手、協会が力を合わせて4年後をめざしていけたらいいですね。

 

編集部からのオマケ質問 お気に入りのお店を教えてください

名島の定食屋『泰洋軒』ですね。どのメニューも好きで本当によく行きます。けれど、最近は新規開拓をしたいと思って、チームメイトから新しいお店を紹介してもらったりもしています。編集部や読者の皆さんもおすすめのお店、教えてください!

※シティ情報Fukuoka 2020年1月号本誌掲載