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Fuku Spo – 福岡ソフトバンクホークス/中村 晃

中村 晃(Nakamura Akira)外野手・背番号 7

©SoftBank HAWKS

戦列復帰を助けたのは 野球に対する熱い思い

今年は開幕前から思うように身体が動かず、自律神経失調症であることをあえて発表することにしました。正直、まだ乗り越えられたという感じはしていないのですが、こうしてプレーできるようになったことは自分でもよかったと思います。開幕後はチームの戦いぶりをテレビで見ていましたが、徐々に「戻れたらいいな」とか「またプレーしたいな」という気持ちが強くなりました。野球への強い思いがあったからこそ、普通にプレーできるまでに復調することができたと思っています。

ファンの皆さんにはご心配をおかけしましたが、1軍の復帰戦(5月31日の楽天戦)での最初の打席でいただいた大歓声は本当にうれしかったです。あの歓声を聞いて「またしっかり結果を出せるようにがんばりたい。この歓声に結果で応えたい」と思いましたね。すぐに本調子に戻るということはできませんでしたが、その間も「1つ1つできることをやっていこう」という気持ちでやっていました。

その後も腰の不調で2軍に行ったりしましたし、あえて今年進化できた部分を挙げるとすれば、試合に出続ける難しさを改めて感じることができたことだと思います。毎年、全試合出場を目標に掲げて試合に出続けることにこだわってきただけに、その難しさを改めて知ったことは大きかったですね。

 

今年の一番のプレーは CSファイナルの2試合目

チームは3年連続で日本一にはなっていますが、リーグ優勝して日本一にならないとすっきりしません。「これでよし」としてしまってはいけないと思います。  アメリカでも今年もワイルドカードから上がってきたチーム(ナショナルズ)が、ワールドシリーズを制して世界一になりましたよね。それはそれですごいと思うんですけど、そこは個人的な価値観の問題なのかなとも思います。ホークスとしては、やはりリーグ優勝しての完全優勝が目標ですし、それはみんなが同じ意識を持っているはずです。

ポストシーズンでは、クライマックスシリーズのファーストステージで結果を出せずに、悔しい思いもありました。復帰してなかなか結果が出せず、情けなさもあったので、何とかもう1回活躍してチームに貢献したいという気持ちは強かったです。そんな中、ライオンズとやったファイナルステージの2試合目で結果が出せたのはうれしかったですね。
1試合目でスタメンから外された悔しさはあったんですが、松田(宣浩)さんが2試合スタメンを外れた直後に活躍されたのを見て「すごいな」と思いましたし「僕も続きたい」という思いがありました。実際に松田さんに続くことができて、チームの連勝に貢献できたという意味では今シーズン一番印象に残った試合になりました。

 

全試合出場を果たして 今までにない喜びを

(編集部:2020年は東京オリンピックもありますが?)前々回のプレミア12で経験しましたが、侍ジャパンの一員として戦うのは本当にすごいプレッシャーですし、オリンピックになるとなおさらだと思います。安易に出たいとは言えないですね。
2020年シーズンの目標はもちろんチームとしてのリーグ優勝と日本一。個人的には試合に出続けることです。今年はそれができなかったので、まずは自分の居場所をしっかりとつかんで、改めていい年にしたいと思います。

このチームはいい選手がたくさんいるので、自分で結果を残していかないと他の選手にすぐに居場所を与えられてしまいます。みんなで刺激しあいながら勝ち抜いていければいいなと思っています。

まずは全試合出場に重点を置いて、それができれば数字はついてくると思います。今年、このような経験をしたからこそ、全試合出場することができれば今までにない喜びを感じることができると思っています。2020年こそ工藤監督をPayPayドームで胴上げできるようにがんばりますので、これまで以上の応援をよろしくお願いします!

 

編集部からのオマケ質問 はまっていることはありますか?

う~ん、あえて挙げるとすればスマホのゲームですかね。「コール オブ デューティ」という戦争がテーマのシューティング系のゲームですが、息抜きにやっています。真砂(勇介)と一緒に(ゲームの中で)チームを組んでやることもあるんですけど、あいつはかなり上手いんで助けてもらってますよ(笑)。

©SoftBank HAWKS

※シティ情報Fukuoka 2020年1月号本誌掲載