各店9本限定の野菜巻き！？　南区『枡家』

2020年01月07日 公開

枡家の店主は29歳で会社を退職後、念願だった飲食の道へ。

同時に3店舗の焼鳥店で修業を開始し、技術を習得した。

今から約18年前に『枡家』をオープンさせ、

創業時から野菜巻き串を看板メニューとして提供している。

野菜ソムリエの資格を生かして、野菜の特徴を考慮しながら

食べ合わせを提案してくれるという。

近年、福岡のみならず関東圏でもブームとなっている野菜巻き串だが、

『枡家』のそれは、他とは少し違うのだ。

その象徴的なものが、「小ネギ巻き」と「レタス巻き」。

レタスは肉と一緒に縮んでしまわないように、中にぎっしりと入っている。

食べ応えもしっかりあり、直接火が入らず蒸された状態になるため、

シャキシャキした食感が保たれるのだという。

小ネギもギュッと詰まっていて、芸術的な美しさだ。

技術が求められる巻き方なので、仕込みができるのは店主一人。

約2時間で巻けるのはレタスも小ネギも18本ずつが限界なのだそう。

各店9本限定（予約不可）という狭き門だが、一度その違いを味わってみてほしい。

その他、独自のルートで仕入れる熊本直送の「馬刺し」や、

野菜巻き串中心の「ヘルシー串7本盛り」なども人気だ。

常に新しいモノ・コトを取り入れ、

進化し続ける『枡家』から目が離せない！