【大分県 安心院応援プロジェクト】中津藩主や多くの文人墨客(ぶんじんぼっかく)に愛された安心院の名瀑「福貴野の滝」
中津藩主や多くの文人墨客に愛された安心院の名瀑
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大分県宇佐市安心院(あじむ)にある「福貴野(ふきの)の滝」は、「西椎屋(にししいや)の滝」、「東椎屋(ひがししいや)の滝」とともに「宇佐の三滝」に数えられる名瀑(めいばく)です。
安心院の豊かな自然に囲まれたこの滝は、かつて存在した寺院にまつわる歴史や四季折々の美しい表情など、多くの魅力を持つ人気スポットとなっています。
「雄滝(おだき)」と「雌滝(めだき)」が寄り添う「夫婦滝」
福貴野の滝の落差は約63メートル。「宇佐の三滝」の中では最も低い滝ですが、山々から集まった豊富な水が、二筋に分かれて流れ落ちる姿は、この滝の大きな魅力です。

向かって左側は勢いよく流れ落ちる「雄滝(おだき)」、右側は穏やかで優美に流れる「雌滝(めだき)」と呼ばれており、力強さと優しさという対照的な表情を見せてくれます。
二筋の流れが一つの滝壺へと流れ落ちる姿は全国的にも珍しく、まるで夫婦が寄り添っているかのように見えることから、「夫婦滝(めおとだき)」とも呼ばれ親しまれています。(大切な人と一緒に訪れると、何か良いことがあるかもしれませんね。)
「龍泉寺(りゅうせんじ)の滝」と呼ばれる理由
福貴野の滝は、「龍泉寺の滝」という別名でも知られています。
かつて滝を見下ろす位置に「龍泉寺」という寺院があったことに由来しており、その隣には滝を一望できる「滝見台」が設けられていました。

『安心院町誌』には、中津藩主もこの場所から滝を眺めたと記されており、滝口(たきぐち)まで見渡せる景勝地として親しまれていたことがうかがえます。また、その美しい景観は、古くから多くの文人墨客(ぶんじんぼっかく)にも愛され、数々の作品の題材にもなっています。
これほど地域に深く根ざしていた龍泉寺ですが、残念ながら現在、その姿を見ることはできません。なぜこの寺院が姿を消してしまったのか、その詳しい経緯は今でも明らかなっていないようです。(明治初期の「廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)」運動による説が有力です。)
かつてこの地を見守っていた寺院が、時代の大きな流れの中で静かに歴史の幕を閉じたのだとすれば、そこには語り継がれていない物語があったのかもしれません。そんな歴史に思いを馳せながら滝を眺めるのも、福貴野の滝の楽しみ方の一つです。
「初夏の虹」と「秋の紅葉」が彩る四季の風景
福貴野の滝は、訪れる季節や時間帯などによって、さまざまな表情を見せてくれます。
例えば、6月から7月の晴れた朝には、水しぶきに太陽の光が差し込み、滝を鮮やかに彩る『光の虹』が現れることがあります。まさにこの時期の朝に訪れた人だけが出会える幻想的な光景です。
また、秋になると、周囲の木々が鮮やかに色づき、紅葉と白く流れ落ちる滝が美しいコントラストを描きます。新緑の季節とはまた違った趣があり、四季折々の自然美を堪能できるスポットです。

滝の裏側から眺める「裏見(うらみ)の滝」
福貴野の滝は、滝の裏側に回り込める「裏見の滝」としても知られています。
滝の右側から進むと裏側へ入ることができ、流れ落ちる水を内側から眺めるという珍しい体験ができます。目の前を流れ落ちる水の迫力はもちろん、水幕越しに見える景色もまた格別です。
正面から見る雄大な姿とはひと味違う、福貴野の滝の魅力を感じることができます。
安心院へお越しの際はぜひ
「宇佐の三滝」のひとつとして親しまれる福貴野の滝。雄滝と雌滝が織りなす美しい景観に加え、龍泉寺や文人墨客にまつわる歴史も残る、安心院を代表する景勝地です。
安心院へお越しの際は、ぜひ福貴野の滝へ足を運んでみてください。
施設情報
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- 施設名:福貴野の滝
- 所在地:大分県宇佐市安心院町福貴野
■安心院応援プロジェクト

このたびアプライドグループで、大分県宇佐市安心院町の魅力を発信する「安心院応援プロジェクト」がスタートしました。
安心院は、豊かな自然や歴史的文化など、多くの魅力があふれる地域です。地域の方々の声や安心院のさまざまな魅力を取材し、コンテンツとして発信していきます。
安心院応援プロジェクトの取り組みに、ぜひご注目ください!!

