【インタビュー】Fuku Spo – 福岡ソフトバンクホークス /前田 悠伍

前田 悠伍(Maeda Yugo・背番号 41)

期待の若手左腕がついに
初の開幕ローテーションへ
3年目の飛躍に期待大!
高校ナンバーワン左腕と注目され、鳴り物入りでホークスに入団した前田悠伍。昨シーズンはプロ初勝利を挙げたが、秋には将来を見据えて、人生初の手術を決断するなど、紆余曲折あった。不安の消えた3年目は、どんな活躍を見せるか。
プロ初勝利は通過点
課題を見つめ直し、飛躍へ
「1年間1軍で活躍する」という目標を掲げていた’25年は、成果と反省が混在した1年でした。良かったことは、プロ初勝利を挙げられたこと。2軍でも15試合に登板し、6 勝4敗とある程度の結果を残すことができました。とはいえ、1軍の成績が1勝1敗では、結果を残せたとは言えないですし、心残りがありますね。1軍で痛感したのは、直球の威力がまだまだ足りていないということ。それに、1年間投げられるだけの体力、三振が取れる変化球も2種類は必要だと感じました。この世界は、1軍の舞台でどれだけ力を発揮できるかが大事なので、今年こそは1軍でしっかり結果を残せるように、体づくりから見直して、1年間活躍できる準備をしていきたいと思います。
人生初の手術を決断
二桁勝利への挑戦始まる
ずっと違和感があった左肘関節。9月のメディカルチェックを機に、手術を決断しました。違和感は高校1年の頃からあり、悩んでいた部分でしたが、手術までは考えていませんでした。でも、将来を考えたら「今しかない」という気持ちが強くなり、「できるだけ最短でやりたいです」と伝え、その月には手術まで行ないました。人生初の手術と全身麻酔だったので緊張しましたね。すでに軽い投球は再開していますが、球質が変わってきているので、効果を実感しています。何より、不安がなくなったというのが本当に大きいですね。
術後1カ月はノースローの期間でした。そこで、肘に負担がかからないフォーム、かかりにくいフォームを見つめ直すなど、すごく濃密な時間を過ごすことができました。今、取得しようとしている投げ方が確立できれば、継続的に力は発揮できると思います。さらに、そのレベルを上げていくことを繰り返しながら、先発で活躍している先輩たちのように、1年間通してパフォーマンスを発揮できる投手になりたいですね。自分の強みは、直球と緩急。コンビネーションも大事にしてはいますが、やっぱり理想は直球で空振りが取りたいし、困った時に直球を投げられるのが目標です。
僕の背番号の41番は、千賀滉大さん(現:ニューヨーク・メッツ)が付けていらっしゃった番号。在籍期間は被っていないんですが、それが縁で一緒にトレーニングや話す機会をもらっています。やっぱりトップで活躍されている方と一緒に練習できるのは嬉しいことですし、ホークスに入団して良かったなと強く実感するところです(笑)。肘の手術の後もお会いし、千賀さんから「ここの位置で投げられたらケガもしにくいし、球により力も伝わるよ」というアドバイスをいただいたんですよ。それも、新フォームを確立する大きなヒントになりました。このまま順調にいけば、春季キャンプにも間に合いそうですし、しっかりレベルアップした上で参加できるかなと思います。目下の目標は、千賀さんの6年連続の二桁勝利の記録を超えること。’26年はそのスタートの年となるよう、開幕1軍で迎え、最後まで1軍で投げ切れるように頑張ります。
前田投手のプライベートに迫るQ&A
Q.2025年の目標だった“野球以外の趣味を見つける”は達成できた?
A.見つかってないです(笑)。野球が趣味なんですよね。昨年も野球バカでした。高校時代から書いているノートは今でも継続していて、プロ入り後だけでも4冊あります。調子が悪くなった時に、ノートを見返せばある程度戻し方がわかるんです。
Q.リラックス方法は?
A.寝ることとお風呂に入ること! 長湯するタイプなので、しっかり湯船に浸かるようにしています。睡眠時間も長いですよ。今でも絶対昼寝しますし、毎日トータルで9~10時間は寝ていると思います。
