発売2週間で重版! 異例のヒット本『おでん学!』に注目
練り物の老舗・紀文食品の広報室研究員が執筆した新書『おでん学!』(祥伝社新書)が注目を集めています。2025年12月の発売からわずか2週間で重版が決定するなど、いま「食の民俗学」として読者を惹きつけています。

■ 30年の研究が凝縮された「おでんの百科事典」
著者は、1994年から「鍋白書」などのアンケート調査やデータ分析を続けてきた「紀文食品おでん研究班」。全国各地の店舗取材やフィールドワークに基づき、おでんの歴史から地域性、最新のトレンドまでを多角的に分析しています。
■ 本書の見どころ:東西の違いは「フォッサマグナ」にあり?

特に興味深いのが、第3章で語られる「東西の調理時間の差」です。
西日本(平均72.1分)
味を染み込ませる「牛すじ」が定番のため、調理時間が長い。
東日本(平均48.4分)
煮込みすぎると形が崩れる「はんぺん」が好まれるため、短時間で仕上げる。
このように、本州の中央部(フォッサマグナ)を境に、具材と調理時間の相関関係がはっきりと分かれていることをデータで証明しています。
■ 構成内容
一冊でおでんのすべてがわかる充実のラインナップです。
第1章:数字やトリビアを学ぶ「おでんクイズ」
第2章:室町時代の田楽からコンビニおでんまでの「日本史」
第3章:地域ごとの特色を読み解く「全国おでんマップ」
第4章:プロ直伝!失敗しないための「究極のレシピ」
付録:眺めるだけで楽しい「おでん種もの図鑑」
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