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新年一発目には縁起もんを!今泉の『山響屋』で人気爆発中のヤチコダルマとは!?

新年には昔ながらの良いもん、縁起もんを!

昔ながらの良いもん、縁起もんを探しに行くのにピッタリなのがこちら!今泉のアパートの一室にある『山響屋』。福岡ではいわずと知れた、郷土玩具や民芸品の店で、店内にはダルマや招き猫、玩具などがビッシリと並ぶ。

 

 

「9月にNYで『ENGIMONO』という展示をしたんです。320点ほど日本各地の様々なダルマを持っていきました。海外では、まだまだダルマが知られてないんだなと実感しましたねえ~」と話してくれた店主の瀬川さん。ダルマ愛に溢れた人で、自らの足で生産現場を訪ね、職人さんが醸しだす空気感を実際に体感してから、仕入れを行なう。

左:店主の瀬川さん 右:創作達磨作家の弥稚子さん

そんな地域色の強い、いろんなダルマが揃う店で、最近品切れになるほど人気なのが、『ヤチコダルマ』!!

一度見たら忘れない、丸っこいフォルムにおとぼけた表情。このかわいいダルマを作っているのが、上の写真の女性、ダルマ作家・ヤチコさん。瀬川さんとは4年ほどの仲で、今でもふらっと店に訪れるという。「アトリエは、山響屋からも歩いていける距離ですよ〜」。今回は実際に制作現場を訪れ、ヤチコダルマの魅力を追いかけた。

 

 

ダルマ愛が高じてコレクターから作家に!

ヤチコさんが、ダルマを作りだしたきっかけは、山響屋の瀬川さんのかる〜い一言。「そんなに好きなら、作ってみたら?」。そう言われて初めて作ったのが『ぶらぶらダルマ』。手と足がぶらぶらするのがなんともカワイイ逸品!当初、完成したものを山響屋に持っていき置いていたら、「これ、売ってないんですか?」と客の評判がよく店で販売するようになったそうだ。

 

 

小説『夜は短し歩けよ乙女(森見登美彦)』を読んでからダルマにハマり、そこからダルマを集めだしたヤチコさん。ダルマに関しての知識はもちろんあるが、もっと気軽にダルマを知ってほしいからと、今までになかったポップなダルマを作り出す。例えば、身を屈めてチラリと様子を伺うのぞきだるまや、ネコや犬を抱っこしたダルマなど、どれもヤチコワールド全開!

 

<可愛すぎるヤチコダルマをチェック!>
お土産や贈り物にオススメ!『山響屋』はもちろん、『吉嗣商店』でも購入可能。欠品のものもあるので、まずは問い合わせてみよう!

 

 

 

「ダルマを作る過程は、和紙を乾かしたりと、ひとつの工程に時間がかかるで、一気に徹夜して作るとかはできないんです」。一つひとつ丁寧に手作業で作られるダルマは、ヤチコさんの愛情がたっぷりと詰まっている。

 

~~取材こぼれ話 by 編集K~~
ダルマ愛がとまらない、仲の良い2人。今回の取材で、私もダルマにハマり、個人的に購入しちゃいました。2020年の春を目標に、山響屋の新店が動きだす!?只今、物件を探し中とのことでした。

 

シティ情報Fukuoka 2019年1月号本誌掲載!

山響屋(やまびこや)

住所 福岡市中央区今泉2-1-55 やまさコーポ101
電話 092-753-9402
営業時間 11:00~20:00
定休日 木曜
カード/可  なし

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