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おりひめJAPANに熱い声援を!女子ハンドボール日本代表監督インタビュー

『Brave Heart』を持って

強豪チームに挑む「おりひめJAPAN」を

会場で見てもらいたい

女子ハンドボール日本代表監督

lrik Kirkely(ウルリック・キルケリー)

デンマーク出身47歳。デンマークのクラブチームGOGでセンターバックとして活躍。指導者としてはデンマーク男子ユース代表などで育成に関わったのち、バーレーン男子代表監督(2009-2011)、サウジアラビア男子代表監督(2011-2012)を歴任。2012年~2015年、母国デンマークの女子代表チームのアシスタントコーチを務め、2013年の女子世界選手権(セルビア大会)では銅メダル獲得。その後デンマークの強豪クラブチームOdenseでの監督などを経て、2016年6月から女子日本代表監督

-熊本開催の世界選手権、まずは1次リーグ突破への期待がかかりますが、今チームはどのような雰囲気ですか?

2016年6月の就任から3年半の間、長期的な目標としては、この世界選手権と東京オリンピックという2つの大きな大会へ向けてチームを作って来ました。開催国として世界選手権と五輪に出場できることは、世界中を探してもなかなかないほどラッキーなことです。ずっと目指してきたものが、いよいよ目前に来たという気持ちです。

選手たちはこれまで通り、とても集中して真剣に練習に取り組んでいます。同時に、おりひめJAPANではハッピーな雰囲気やスマイルを大切にしており、非常にいいムードでラストスパートにかかっています。

-今回1次リーグで対戦することになるチームのプレーの印象はどのようなものでしょうか?また、どんな展開に進めていきたいですか?

ハンドボールの歴史を見ると、ロシアとスウェーデンは伝統の強豪国です。それ以外の国も、現在の世界選手権では弱いチームというものは存在せず、どこも強い相手です。予選突破の3位に食い込むために、ロシアとスウェーデン以外の日本を含む4か国が激しく争うことになると思います。どの大会も、1試合1試合に勝つことだけに集中して臨んでいます。その意味で、この大会に向けて現在一番のカギを握るのは初戦(アルゼンチン戦)、特に最初の10分だと考えています。

-今年、日本ではラグビーとハンドボールの世界大会が開催されますが、一足先にはじまったラグビーW杯では日本代表が躍進を遂げました。これによりチームのモチベーションに良い影響などはありましたか?

私はラグビーには詳しくありませんが、日本チームが大活躍している様子を見て感銘を受けました。特に選手の真剣な表情、目に宿る力が印象的でした。おりひめJAPANの選手たちも、力強いプレーで日本中を沸かせたラグビー日本チームに大きな刺激を受けているようで、よく話題に上っています。また、国内開催で満員の応援の中で試合することがどれほど選手にとって力になるか、ということを再認識する機会となりました。熊本での世界選手権でも、ぜひ日本のファンで満員にしていただき、日本チームに力を与えていただきたいと願っています。

-世界選手権、東京五輪と立て続けに大舞台が訪れますが、今のチームの目標は何でしょうか?

これまでの3年半、色々な大会を経てきましたが、いつもその時々の1戦1戦に集中してやってきました。世界選手権と、その先に東京五輪があることはもちろんいつも見据えている目標ですが、今は世界選手権の初戦のアルゼンチン戦で良い試合をすることに集中して準備しています。

-日本代表チームの見どころとプレーの持ち味を教えて下さい。

世界選手権の出場国と比べて、どうしても日本の選手は体格が小さいです。それをカバーし、武器にするために、私の就任以前から日本が得意としてきたスピードのあるプレーを大切にしながら、攻撃的なディフェンスのバリエーションを増やすなど強化してきました。他国とはちょっと違うプレースタイルで、大型の欧州選手に果敢に挑むところをぜひ会場で見ていただきたいと思います。

-昨年のアジア選手権を振り返った感想を教えてください。また昨年の経験から意識的に取り組んでいることはありますか?

昨年のアジア選手権は総じて良い戦いができ、良い場面もたくさんありました。ただ、安定性に欠ける時間帯があり、それが課題として残りました。そのため、今年度の活動ではこれまで「安定性」をキーワードに取り組んできました。

また、世界選手権で主な対戦相手となるヨーロッパの選手との対戦に慣れることも、大切な取り組みの一つです。

今年度は世界選手権までに4回の欧州遠征を実施しています。7~8月の遠征では、世界選手権のリハーサルという位置づけで、ハンドボールの本場であるデンマーク・ハンガリーを転戦し、約1カ月の間、強豪クラブチーム相手に10試合を戦いました。その中で目標設定と課題修正を繰り返した結果、遠征の終盤には得点力が上がり、安定性が高まったことが試合データからも見てとれます。

-昨年アジア選手権の際の熊本の印象はいかがでしたか?

私が就任して以来、熊本には大会や合宿で何度もお世話になっています。熊本県はおりひめJAPANにとって第2の故郷のような場所であり、いつも温かく歓迎、応援してくださる皆様には心から感謝しています。

アジア選手権の時には満員の会場で試合ができたことも忘れられない思い出であり、そんな熊本で世界選手権を戦えるのは本当に楽しみで、心強いことです。

選手たちも、大好きな熊本のため、試合でのパフォーマンスを通して貢献したいという気持ちを強く持っていますし、この数年間の間に地震や豪雨で被害にあわれた方々が、熊本にも福岡にも多くいらっしゃることを忘れずにいます。チームのテーマである『Brave Heart』を多くの方々に届けられればと願っています。

-記念すべき日本初開催の女子ハンドボール世界選手権が熊本で行われます。福岡をはじめ、熊本や九州の読者にメッセージをお願いします。

皆さん、いつも応援ありがとうございます。いよいよ世界選手権が始まります。ぜひ会場へ足を運んでいただき、日本の応援で満員にしてください!皆さんの温かい応援が、本当に選手の力になります。スポーツでは何が起こるか分かりませんし、それが醍醐味ですが、おりひめJAPANがすべての試合で全力を尽くすことだけはお約束します!会場で一緒に戦いましょう!

2019女子ハンドボール世界大会

11月30日(土)熊本にて開幕!

https://japanhandball2019.com