【福岡麺本2025】豚骨ラーメン文化を次世代へ!『福間ラーメン ろくでなし』

豚骨ラーメン文化を次世代へ!
一翼を担う福津市の実力者
『福間ラーメン ろくでなし』
福津市をはじめ福岡東エリアで人気を集める濃厚豚骨店。
昨今「吉塚店」も開業するなど、チーム『ろくでなし』の輪はますます広がっている。店主のラーメン原体験から生まれた〝ノス豚〟(ノスタルジック豚骨)に惚れた!
「愛すべき豚骨ラーメン文化を紡いでいかないとね」。店主・中村誠さんがしみじみと語るこの言葉には深みがある。東京のラーメン店で約13年間修業し、店舗立ち上げや複数店を束ねるマネージャー経験もある人。先端をいくラーメンにふれる中で、自身が幼少から親しむ王道豚骨に美学を見出し『福間ラーメン ろくでなし』を2013年に開いた。

『福間ラーメン』。それは、〝福間〟(現・福津市)の地名を冠したローカル豚骨。この1杯に中村さんの郷愁の思いが詰まっている。「良きも悪くも時代の流れが早い中、ラーメンにおいてもトレンドが変わり、ある意味〝綺麗〟になりすぎてしまっていますよね。だからこそ僕は、記憶の奥に刻まれている〝ノス(ノスタルジック)な香りや荒々しさ〟を大事にしたい。僕が子供の頃、近所の麺酒場で感じたような味、大人の世界を垣間見るような活気、ディープな雰囲気。そういう店こそ普遍的な価値があると思うんですよね」と中村さん。

『ろくでなし』はまさにそのようなノスな店。ラーメンは鼻腔を心地良くくすぐる芳醇な豚骨フレーバー、パンチの強さが持ち味だ。『こってり(熟成豚骨)』は、じっくり炊いた古い骨と新しい骨を出し入れいながら旨味を重ね、程よい発酵により香りを立たせる昭和の製法。一方『あっさり』は、フレッシュさを強調した〝一番搾り豚骨〟。
中村さんが古くから親交のある久留米『龍の家』謹製の細麺との相性がよく、具は脂身と肉のバランスのいい大判のチャーシューが主役。これら豚骨2本柱に加えシーズナルラーメン(現在は『濃厚豚骨担々麺』)も出すなど、豚骨のポテンシャルをまた別角度から引き出す研究にも余念がない。
『ろくでなし』は、2024年8月に「吉塚店」も開業し、駅近くのラーメン居酒屋としてブレイク中。中村さんは次なる出店にも意欲的だ。彼のラーメン職人としての深み、豚骨に囲まれて育った経験もそうさせるのだろうが、一朝一夕では出せないような〝懐かしさ〟を醸し出せる。それが最大の強みだ。
| 【所】福津市中央4-22-30 【☎】0940-36-9525 【営】11:00〜24:00 ※OS各10分前(金・土曜、祝前日~翌2:00、日祝日~24:00) 【休】なし 【席】26席 【P】あり カード/可 QRコード決済/可 【Instagram】@rokudenashi_fr 【HP】https://rokudenashiramen.com/ |
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