うきはの魅力を伝え、手渡す商品の背景にある生産者の思いを乗せて|Pass it on
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うきは市吉井町の『Pass it on』は、週に二日、日・月曜のみ開店する”お菓子とお茶と暮らしの道具“の店。古民家を改装した店内に並ぶ商品の多くは、妻で料理人の塚本佳代子さんが心を込めて作り、夫でありデザイナーの慎太郎さんが丁寧にデザインした、シンプルながら上質な品々だ。原料には、夫妻が生産者の元を訪ね、モノづくりへのこだわりや思いに触れた上で厳選した地元産の食材を使用している。「5年前にうきはに移住して以来、たくさんの生産者さんと出会ってきました。ただ食材を製品化するだけではなく、モノに込められたこだわりを伝えたい、という意味を店名に込めています」と慎太郎さん。その思いは、商品の説明が書かれたプレートにも見て取れる。
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5種の果物で作ったフルーツグラノーラにうきは市産の蜂蜜を絡めたフルーッグラノーラ(1200円)
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右からうきはにある有機茶園『うきはの山茶』の有機紅茶に、自家農園で育てたショウガとシナモンリーフなどのスパイスを加えたチャイ(920円)と、田主丸産イチゴを加えたブレンドティー(850円)
例えば『珈琲山口のバターサンド』なら、商品についての説明だけでなく、原料の生産元であるうきはの『ゆむたファーム』と、秋月の『珈琲山口』のホームページにつながるQRコードまで記載されているのだ。一つひとつの商品をじっくり眺め情報に触れていると、まるでうきはのアンテナショップに米たかのような楽しさがある。そして自然と「このお菓子を贈りたい」と思う人の顔が浮かんでくるから、心がじんわり温まるのだ。
「素材そのものを引き立てるために、あえていろいろ手を加えることはせず、シンプルなお菓子作りをしています」と話すのは佳代子さん。「スコーンには、耳納連山のふもとにある『プリスファーム』と共同で育てた無農薬・無化学肥料の小麦を八女の『田中製粉』さんに製粉していただいています。バターや卵は使わずに仕上げているので、そのままで美味しい
小麦の風味を楽しめますよ」。夫妻はうきはに小さな畑を持っていて、ショウガや桑の実、シナモンリーフやローゼルなど様々な食材を自ら育てているという。「いずれは山の近くに、お菓子やお茶を楽しんでいただけるカフェを作れたらいいなと考えています。今はスペースの問題から道具の取り扱いが少な目なので、そちらの店舗ではもっと充実させたいです」とのこと。うきはの山間部に新たな魅力が加わる日もそう遠くはなさそうだ!さらに吉
井町の店舗では、不定期で野菜の販売やワークショップも開催する。うきはの食材の魅力をさらに深く知るためにも、絶好の機会になりそう…ぜひこちらもチェックしたい。
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㊧うきはにある有機茶園「うきはの山茶』の有機紅茶に、自家農園で育てたショウガとシナモンリーフなどのスパイスを加えたチャイ(920円)
㊥田主丸産イチゴを加えたブレンドティー(850円)
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上/お菓子やお茶にまつわる道具は全国各地の産地からセレクトする。一番上は新潟環柏崎市に工房を構える硝子工房「クラフト・ユー」の「まんまるポット』(1万4300円~)。中央、下は小石原の「森山寅山窯」のマグカップ(2800円)と皿(2200円) 下/うきは市にある「石橋想園」の果樹を使ったジュース。右から「林檎」と「梨」(各1800円)
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