【フォトジェニックなパンさんぽ】八女市
「フォトジェニックなパンさんぽ」
昨年サイトオープンしたちくご「パンさんぽ」
筑後エリアは県内屈指の人気パン屋があつまる激戦区。
昨年はエリアのパン屋+市町村の魅力を発信!
今年は筑後15市町村のパン屋とフォトスポットを
パンさんぽ編集部が取材し皆様にお届けします!
<八女市編>
大通りから入った細い路地の先、茶畑の隣に『酵母工房 田の香』はある。初めて訪れた人は、「ここにパン屋さんがあるの?」と少し不安になるかもしれないが、通りに立つ “のぼり”を目印に進めばOK。

外壁に描かれたパンをモチーフにしたアートと、白い壁に木製の扉という温かみのある店舗が出迎えてくれる。

扉を開けて目に飛び込んでくるのは、カウンターいっぱいに並ぶ個性豊かなパンたち
だ。お店を切り盛りするのは店主の藤田さとみさんと、藤田さんのお母さんの2人。パンは毎日35種前後ものラインナップを用意しているというが、なんと藤田さんが1人で製造しているという。

しかも自家製の天然酵母を数種類使い分け、生地と具材を組み合わせるというこだわりにも感心しきりだ。「自家製の天然酵母は酒種をはじめ、ホップやルヴァンなどを使っています。酒種にはここ八女にある高橋酒造という酒蔵が作、る日本酒・繁枡の米麹を使っているんですよ」と藤田さんが教えてくれた。

酵母だけでなく素材も厳選し、小麦は九州産と北海道産を使い分けているという。「人気のハード系のパンやバケットには九州産の小麦を使っているのですが、北海道産のものよりパリッと歯ごたえが出るんです。うちのハード系は“超ハード”だと思いますよ」と藤田さんはにっこり。

逆に『ミルク食パン』は北海道産の小麦でふんわりと柔らかく仕上げ、水の代わりに生クリームや牛乳を使うことで甘味や柔らかな酸味を感じる。ちなみに酒種を使ったパンは日本酒の甘い風味が感じられ、あんこに良く合うそうだ。

これだけのこだわりがあり、種類も豊富な『田の香』のパン。どれを食べるか悩んでしまうが、全体的に小ぶりで、一般的なものよりも10gほど小さいので心置きなくいろいろチョイスできるのも嬉しい。

店名の由来を聞くと「酒種はお米と麹から作っているので、そのイメージから“田の香”と名付けました」とのこと。藤田さんが作る個性豊かなパンの数々からは地元・八女の恵みと、大地の力を感じることができる。

パンさんぽ編集部が
オススメするフォトスポットをご紹介📷
美しさに惹かれて日向の神々が訪れたという伝説が残り、巨岩・奇岩が連なる日向神峡(ひゅうがみきょう)。『ハート岩』はその一画にある縦220m・横180mという巨大なハート型の岩で、縁結びのパワースポットとして人気上昇中だ。

八女市街地から国道442号線を車で1時間ほど東へ。日向神ダム管理出張所近くに立つ「ハート岩 絶景ビューポイント」の看板から降りた『日向神公園』が絶景スポットで、人工湖と真っ赤な『けほぎ橋』のバックに『ハート岩』を望むことができる。

絶景スポットがもう一つ。『けほぎ橋』からは『ハート岩』をより近くで見ることができるのだ。橋の手前に駐車スペースはあるが、橋につながる県道115号線は道幅が狭く離合できない部分もあるので注意しながら車を走らせよう。橋はハート形のモニュメントと『幸せの鐘』が置かれた恋人たちの聖地。ハートのモニュメントに愛を誓った鍵をかけて、二人で鐘をならせば…テンションアップ間違いなし!


日向神ダム周辺は春は桜、夏は鮮やかな緑、秋は紅葉の名所としても知られている。季節の風景と大きなハートを訪ねるドライブに出かけよう。
『酵母工房 田の香』
[所]八女市今福1058-4
[電]0943-24-2576
[営]8:00〜20:30(パンがなくなり次第閉店)
[休]日曜〜水曜
[P]3台
『日向神峡』
[所]八女市矢部村北矢部日向神