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福岡民におなじみ、あのソウルフードの歴史 | むっちゃん万十
東区 香椎

 ワンハンドグルメの雄
『むっちゃん万十』
その挑戦と繁栄の歴史を紐解く
「危機に瀕したムツゴロウを少しでも愛してほしかった」
「福岡に来たから『むっちゃん万十』を食べた」と、来福したアーティストがライブのMCで話すのを聞いたことがある。しかも、何度も。他県の人々からそうやってラーメンやもつ鍋と並列でネタにされるほど、今や『むっちゃん万十』は福岡と言えばなご当地グルメとして全国的にも認知されている。でも、考えてみれば長崎発祥で、福岡人にはなじみの薄いムツゴロウをかたどったおまんじゅうが福岡のソウルフードだなんて、なんだか不思議。『むっちゃん万十』はどのように親しまれ、広がっていったのだろう。西鉄香椎店を営む2代目・玉木紀充さんに話を聞いた。
前述の通り、『むっちゃん万十』は長崎県諌早市発祥。諫早湾の干拓事業により危機に瀕したムツゴロウは大きな話題となったが、「有明海のムツゴロウを少しでも愛してほしい」と、先代が『むっちゃん万十』を約40年前に創業したのが始まりだ。その後、下大利店を1号店として福岡に進出。「福岡では土地勘がなかったから、約3年間、西鉄ストアを中心に催事で各所をまわっていたそうです。当時、私の母が下大利の店を営み、父が催事をまわっていました。それで店のイメージが西鉄沿いでできていったのがまず大きかったんでしょうね。徐々に、催事の他の出店者の方から『自分もむっちゃんを売りたい』という声が上がり始めました。それが『むっちゃん万十』のフランチャイズのスタート。今でもこちらからオーナー募集などはしていなくて、既存の店舗はすべて『やりたい』という連絡ありきです」と、玉木さん。『むっちゃん万十』の輪は意図せず波及していったのだ。
メニューは期間腺定品を除いて全9種。ついハムエッグなどいつものむっちゃんを頼みがちだけど、期間限定商品史上最も売れてレギュラー化したという、ホロホロに煮込んだ豚の角煮が2枚入った「とんとん」や、いくつかの店舗のまかないで食べられていたというたこ焼き風むっちゃん= 「ごろごろちゃん」にもチャレンジしてみたい

一つひとつ手作業で丁寧に焼き上げる。一度に焼けるのは7尾x鉄板2列で計14。焼き上がるまでに7~8分を要するため、タイミングによっては多少待ち時間が発生することも。焼きたてが食べられる至福の待ち時間とも言える

 

’22年2月28日から3日間、店内でグローバルグループ・J01の福岡出身メンバー、川尻蓮の誕生日を祝うカップホルダーイベントが行なわれたことでも知られる西鉄香椎店。本人がテレピで「「むっちゃん万十」のウインナーとカスタードが大好きで、見た目で中身が当てられます」と発言したことから、ファン有志によりイベントが実現したという
むっちゃん万十 西鉄香椎店
【所】福岡市東区香椎駅前2-52-1
【☎】092-672-4070
【営】11:00~20:00 前後(土曜、日祝日は19:00前後)※なくなり次第終了
【休】不定
【P】なし
カード/不可

 

 


 

 

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