【フォトジェニックなパンさんぽ】大川市
「フォトジェニックなパンさんぽ」
昨年サイトオープンしたちくご「パンさんぽ」
筑後エリアは県内屈指の人気パン屋があつまる激戦区。
昨年はエリアのパン屋+市町村の魅力を発信!
今年は筑後15市町村のパン屋とフォトスポットを
パンさんぽ編集部が取材し皆様にお届けします!
<大川市編>
大川市中心部、県道716号沿いにある街のパン屋さん『アンダンテ』。扉を開けて中に入るとフワリと漂ういい香りに自然と笑顔になってしまう。

トレイの上に並ぶのは1番人気の『メロンパン』をはじめ、昔ながらの飾らないかわいらしいパンたち。ふわふわ感のあるパンの種類が多いようだが…「ご近所のご年配の方がたくさん来てくださるんです。昔ながらの味や、ちょっとやわらかめが好まれますね。材料の調合と焼き加減で調整しています。ハード系は置いてないかな(笑)。大川は家具の街で、職人さんたちが手軽にお腹を満たすためや、ちょっとした休憩の時間にパンが食べられていたんです。そんな飾らない身近なパンを引き継いでいる部分もありますね」と、ご主人・藤田輝見さん。

パン作りとはまったく違う仕事をしていたという藤田さんは「手に職をつけたい」と一念発起。以前から好きだったパンの勉強を始めたとのこと。2006年に『アンダンテ』を開業し、奥様と2人3脚でパンを作り続けている。

「王道のパン、毎日食べていただけるようなパンをつくりたい」の想いから、やさしい味わいに加えて値段もほとんどが100円〜200円台。「以前はもっと安かったのですが、原材料費等の高騰でやむをえず値上げしてしまってお客様に申し訳ないですね」とお話してくださるが、それでもお手頃な価格なのは間違いない。



並んでいるパンの中でフワフワ感が一際輝いているのが『ミルキーカップ』。甘いミルキークリームが生地に練りこんであり、手で割ると中はマーブル模様。口の中でふわりととろける味わいだ。

奥様が勧めてくださったのは、筑後地方のソウルフードともいえる『サラダドーナツ』。ドーナツといっても甘くはなく、揚げたパンにたまごサラダとコールスローをはさんだ一品だが、こちらの『サラダドーナツ』はたまごたっぷりなのが特徴。

「『アンダンテ』は音楽の演奏用語で『ゆっくりと』という意味です。私たちも一歩ずつゆっくりと歩んでいきたいと思っています」。大川の地でゆっくりとファンを増やし続けて20年近く。なんだかほっとするやさしい味わいはもちろんだが、常連さんに「今日はどがんね?(今日の調子はどう?)」などの明るい声をかける元気なお二人のファンも多いはず。近くに住んでいれば毎日行きたくなるパン屋さんなのだ。
パンさんぽ編集部が
オススメするフォトスポットをご紹介📷
九州随一の大河・筑後川に、2つの鉄塔と朱色の美しい姿が印象的な橋が鎮座する。ここ『筑後川昇開橋』は全長507mに渡って大川市と諸富町(佐賀県)を跨ぐ、世界有数の昇開式可動橋。高さ30mの鉄塔に挟まれた中央部は高さ24mまでエレベーターのように上昇し、その下を大型船が航行できる仕組みになっていることが特徴だ

旧国鉄佐賀線の鉄道橋として昭和10年に架設され“東洋一”と称され話題になったが、昭和62年に佐賀線の廃止に伴い鉄道橋としての役割を終え、平成8年に歩道橋として再利用されることになった。平成15年に国の重要文化財に指定され、平成19年には日本機械学会より機械遺産に認定されている。

大川市から諸富町まで歩いて渡るもよし、川の堤防から橋の全景を眺めたり写真に収めたりするのもよし。夕暮れ時はオレンジ色に染まる空を背景にしたロマンチックな姿を、夜間にはライトアップされた幻想的な光景を堪能できる。

『アンダンテ』
[所]福岡県大川市榎津257−1
[営]9:00~18:00
[P]なし
『筑後川昇開橋』
[所]大川市大字向島地先
[営]9:00~16:30(可動時間※遊歩道の開放時間は12〜2月は〜17:00、3月〜11月は〜21:00、ライトアップは日没から22時まで)
[休]月曜(祝日の場合は翌日)、12/29〜1/3
[P]あり