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【インタビュー】Fuku Spo – アビスパ福岡 / 紺野和也

MF 紺野和也(Konno Kazuya・背番号8)

 

6位以上達成のために
ゴールとアシストの
合計10以上を

 

 昨季アビスパに加入してから攻撃の中心として活躍し、彼がボールを持つとスタンドは湧き上がり、誰もがゴールを期待します。2年目の今季は、新たなポジションにも挑戦し、キャリアハイの更新を狙っています。


 

勝ちきれない原因を理解し
全員で改善に取り組んでいる

  第29節を終えて9位のアビスパは8試合連続未勝利です。紺野選手をはじめとする多くの選手はその原因を理解し、改善しようとしています。「(8試合未勝利の間は)京都戦や札幌戦など試合終了間際に失点するなどもったいない試合がありました。それでも、チームが目標としている6位以内はまだ狙えます。それは幸いなことです。残り試合の1試合1試合で相手に立ち向かって勝ち点を積み重ね、目標の6位以上をクリアしたいと思います」
勝ちきれない原因のひとつは守備にある。未勝利中はアビスパの武器である守備が思うように機能せず、無失点試合は0。ただ、これを守備的な選手のせいにはしない。「守備はチーム全員でやるものです。僕ら攻撃の選手も前からしっかりと守備に貢献して、1試合1失点以内に抑えたいですね。それにもっとゴールを増やさないと勝ち点3を得るのは難しいので、攻撃の改善にも取り組んでいます」。

攻撃の中心選手としての自覚
アクセントをつけたい

 今季のほとんどの試合を3バックで戦うアビスパ。これに伴い、紺野のポジションも昨季の右サイドMFから2シャドーの位置に変わった。「今季は1トップ(ウェリントンやシャハブ・ザヘディ)の1列下のシャドーというポジションになり、昨季よりもゴールに近いところでプレーしているので、チャンスに関わることが増え、その分、僕のシュートも増えています。僕にもっと決める力があれば、ゴールもアシストも増えますし、チームの勝利という結果もついてくると思います。相手に2人でマークされることもありますが、僕に2人来ているということは、他のチームメイトがフリーになっているということ。僕がドリブルで突破したり、フリーのチームメイトと連係すればチャンスが広がります」。
紺野にボールが渡ると、ベスト電器スタジアムには歓声が起き、彼のプレーに観客がゴールを期待します。「ベススタはスタンドも近いのでサポーターの声は聞こえます。その声にサポーターの『突破してくれ』という期待も感じています。やっぱりモチベーションは上がりますね。今のアビスパで攻撃の中心になっているという自覚はありますし、僕がアクセントになりたいと思っています。昨季から攻撃で取り組んでいるボール保持やパスをつなぐ場面も増えているので、それと元々あるカウンターをバランスよく使えば、幅広い攻撃ができます」。

守備でアビスパらしさを出し
勢いのある攻撃につなげる

 本誌10月号の発売日(9月28日)に、鳥栖との九州ダービーが行われました。残り少なくなったリーグ戦で紺野はどんなプレーを見せてくれるのか?「アビスパらしさを出さないと勝てません。それをチーム全員でどう出すかを考えて練習から取り組んでいきます。ミーティングでも緩んでいるところを引き締めようと話し合いました。アビスパのベースは守備なので、そこで激しさや勢いを出したい。いい守備ができれば、いい攻撃にもつながります。
個人的には今5ゴール、3アシストなのでまずは足して10にしたいです。すでにゴールはキャリアハイに並んでいるので、その更新も狙っています。僕が結果を出せば、チームの勝利に貢献できますから」。
チームの目標である6位以上をクリアするためには、彼の活躍が不可欠です。サポーターの歓声を力に変え、彼が残り試合で躍動します。

紺野選手のプライベートに迫るQ&A

Q.行きつけの店やスポットは?

A.奥さんが『FUK COFFEE』が好きなので、月に2~3回は行きます。毎月新メニューが出るので、それも楽しみです。特に奥さんも大好きなプリンはおすすめですよ! 僕はコーヒーか、抹茶が好きなので抹茶ラテなどを飲んでいます。ただ、長居できない性格で、飲んで食べたらすぐ出ます(笑)。

Q.結婚してなにか変わった?

A.大きく変わったことはありませんが、食事の面でサポートしてくれるのは大きいですね。僕は料理ができませんが、掃除は好きなので、風呂掃除は僕が毎日やります。けっこうキレイ好きなんです。

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