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【福岡麺本2024-vol.13】普遍的な価値があるのはきっと、こんな豚骨ラーメン『ラーメンやまもと』

春日市下白水南
ラーメンやまもと 春日本店

 

 

豚骨道を真っ直ぐ、一歩ずつ。50年に向け静かに闘志を燃やす。

 

 

味玉ラーメン1,000円
特製ダレに漬け込んだプランド卵「輝黄卵」丸1個、チャーシュー3枚、ネギ、キクラゲ入り。ふくよかな豚骨のうまみが口いっぱいに広がる

 

 

昨年創業40年を迎えた『ラーメンやまもと』が新たな一歩を踏み出した。
皆が口をそろえるのは「どこか懐かしさを感じる豚骨ラーメン」。だからこそ、心に深く刺さる。

 

 

 

 

1983(昭和38)年創業『ラーメンやまもと』の昨年を振り返ると、40周年のアニバーサリーイヤーにふさわしく充実の年であった。店主の山本雅彦さんは、今は亡き先代の父・正次郎さんとの思い出に目を細め、ここまで育ててくれたお客様へ改めて感謝。
決して派手な演出をしたわけではない。あふれる感謝の気持ちを、日常に寄り添う優しい味のラーメンに一杯入魂で向かい続けることで山本さんは表現した。

 

そして2024年、新ユニフォームに掲げられたのは“50th NEXT challenge”の決意だ。「これまでの40年と次の10年はまた異なるステージとなる。素晴らしい博多ラーメン文化を次世代に伝えるため、後身の育成も使命だと思っています」と山本さんは力強く話す。

 

 

 

 

食の多様化が進み、福岡のラーメンも新味が続々と登場するなかで、王道をゆく、“シンプル豚骨”の存在感が増している。
『ラーメンやまもと』の場合、この“シンプル”の裏に、余分なものを削ぎ落とした研鑽があり、日々豚骨と向かいながらのさりげない微調整がある。山本さんは、現状に満足することなく、常に“より美味”を探求し続けているのだ。

 

例えば、スープはフレッシュさが立つ「取り切り手法」を採用しているが、骨の具合、客の回転などを見ながらサブ釜の着火のタイミング、火加減を営業中も気にかけ、いつでも最高の“できたてスープ”を出せるようにしている。

 

また、豚骨から自然に染み出るピュアな脂もスープを注ぐ際の仕上げにスーっと溶け込ませている。
その上澄み脂をひしゃくの裏でなでながら、香りや手に伝わる感覚で状態を見極め、客の年齢にも応じた絶妙の量で張ってくれるのも見事な職人技という他ない。さらには手作りのチャーシューは昔ながらの細巻きで心地よい弾力に。
まさに老若男女に愛される一杯だ。

 

 

 

 

最後に、『ラーメンやまもと』の店内には、訪れた著名人のサインや、地元の子どものイラストなどが飾られている。
その中には昨年末に筑前店を訪れたWBC日本代表の元監督・栗山英樹氏の写真とメッセージも。その言葉を見れば、このラーメンがいかに特別で、福岡が誇る財産であることが分かるだろう。

 

 

『ラーメンやまもと』のおみやげ用袋入りラーメン(470円)。1食ずつの個包装で賞味期限も長い。博多土産にぴったり。辛子高菜も販売

 

 

 

SHOP INFORMATION ーーーーーーーー

ラーメンやまもと 春日本店
[所]春日市下白水南1-8
[☎]092-573-8594
[営]11:00〜OS20:40
[休]木曜(祝日の場合営業。翌日休み)
[席]24席
[P]あり
カード/不可
QRコード決済/可
https://ramen-yamamoto.com


※掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。

 

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ラーメンやまもと 春日本店

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