トップに
戻る

【美味本magazine2024】旬の味と〈高坂鶏〉 美食家が集うカウンター|警固 ふるや

|特集・あの人の好きな店|
中央区警固 | 焼鳥 ・ 海鮮

警固 ふるや

つくねとモモ身、砂ズリ(アラカルトの場合は1本420円〜)など、焼鳥も含み15品前後のおまかせコースは1万1000円(前日までの要予約)。金〜日曜はコースのみ

 

 

旬の味と〈高坂鶏〉
美食家が集うカウンター

 

経験豊富な料理人にして健啖家の眞貝さんが足繁く通う店のひとつが『警固ふるや』。カジュアルな雰囲気の平尾の『鶏と肴 フルヤ』の姉妹店で、こちらはグッと大人な雰囲気だ。解放感のある吹き抜け天井が印象的な、すっきりとミニマムな空間の中にも、オーナー・古里優介さんの遊び心が壁の絵や小皿などから垣間見える。

 

2階建ての一軒家をリノベーション。カウンター10席のみの贅沢空間

 

10席のみのシックなカウンターで楽しめるのは、稀少な〈高坂鶏〉をはじめ、〈久留米さざなみどり〉や〈はかた地どり〉などを部位ごとに使い分けた焼鳥と、魚介類も含めた小料理のコース(前日までの要予約)。

 

メヒカリの串焼き。アオメエソとも呼ばれる白身の深海魚。15cmほどの小さい魚だが、脂乗りがよくふんわりした身が美味しい

 

紀州備長炭を使用した焼鳥はひと口噛むと外側のカリッとした食感の後に、ジュワッとあふれる肉汁が口いっぱいに広がる。ミネラルたっぷりの海水塩が鶏の旨味を引き出していて、アルコールも進む美味しさだ。馬刺のハラミに添えたニラ醤油も軽く炙った馬刺の甘味をグッと引き出していて、「これだけでも酒の肴になる」と人気が高い。

 

『熊本産馬刺のハラミ、ニラ醤油』(単品1330円)。「ハラミの赤身と脂のバランスがいいんです」と店長の田中さん

 

 

グルメに長けた人に向け、旬の素材で美味しい料理を繰り出すので、前菜から締めの『高坂鶏の醤油ラーメン』までの約15皿のコースはかなりの量。予約が多い週末はコースのみだが、月〜木曜はアラカルト対応もしている。『おまかせ串』(6本2000円)というお手頃なセットもオーダーできるが、コースがやっぱりおトクだから、至福のカウンターには美味をたっぷり味わえるコンディションで臨みたい。

 

2階のセラーにはワイン、日本酒、焼酎が並ぶ。セラーから自分で選ぶことも可能。ワインボトル6000円〜

 


 

\味も雰囲気も抜群!足繁く通ってます/

 

◆推薦者:眞貝 友也 Shinkai Tomoya

著名な農産物コンサルタントが「ドライエージング肉を焼かせたら日本最高峰」と絶賛する料理人。メニュー開発や開業サポート、地方自治体のプロジェクトなどで各地を駆け回る中で、積極的に美味しい店も開拓中。調味料マニア。

 


SHOP INFORMATION ーーーーーーーー

警固 ふるや

[所]福岡市中央区警固2-9-14
[☎]080-4311-1114
[営]18:00〜23:00
[休]不定
[Ig]@kego_furuya


※掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。

 

【ご購入はこちらから↓↓ 福岡県下の書店でも好評販売中!】
▽ふくなびストア
https://fukunavi.stores.jp/items/65498f234e941c002de7f93a

 

法人様・自治体様向け情報サイトはこちら