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【インタビュー】Fuku Spo – 福岡ソフトバンクホークス / 仲田慶介

仲田慶介(Nakata Keisuke・背番号155

勝ち取れ!
支配下福岡大卒の3年目
勝負の1年がいざ開幕!

育成ドラフト14巡目でホークスに入団した福岡生まれ・福岡育ちの仲田慶介が、勝負の年を迎えている。昨年はチャンスを目の前に、怪我で戦線離脱。今年こそは支配下登録、1軍出場を勝ち取りたいと、人一倍の練習量で鍛錬を続けている。


 

徹底的な守備力強化で
支配下登録へ加速

 小久保裕紀監督から「内外野、全ポジションできるようにすることが1軍に上がる近道だ」というアドバイスをいただき、秋季キャンプはコーチの方についていただいて守備漬けでした。久しぶりに基礎練習からみっちりやりましたね。小・中学では内野、高校と大学は外野だったのですが、プロ入り前に再び内野の守備に取り組み、昨シーズンは2軍での試合に内野として出場しました。複数のポジションを守れれば1軍出場のチャンスが広がることは、先輩たちを見ても確信できます。秋季キャンプでしっかり教えていただいたおかげで、自主トレも何をすべきか迷うことなく、集中して練習できました。自主トレ中は、バットかなり振り込みました。守れたとしても打てなかったら出場の機会はないので、打撃面もおろそかにできません。筑後は施設がいいので、遅い時間まで打ち込める環境があるので助かっています。
 昨年の春季キャンプは、スパイクを軽量化しすぎて足に負担がきてしまい、オープン戦前に足の甲を疲労骨折しました。もし怪我がなければ、支配下登録されていたかもしれないと思うと、本当に悔しかったですね。その後、足の手術をしました。支配下登録の期限(7月
末)には復帰していたのですが、結局枠は勝ち取れませんでした。
 それからは、今年に向け全力で練習やトレーニングを積んできました。大学時代と比べても、すべてにおける〝技術〞がレベルアップしていると思います。筋力も増えましたし、打撃の確実性や対応力も格段に上がりました。でも一番変わったのはやっぱり守備力ですね。まずはオープン戦で結果を残して、背番号を2桁に変えること。そこでようやくスタートラインに立てたことになると思っています。

 

泥臭いプレーと
随一の練習量を武器に

 小学生の時に野球を始めた時からプロを目指してきました。福岡市生まれ、福岡市育ちなので、ホークスは一番身近な球団。ドームにもよく通っていましたよ。当時は川﨑宗則さん(現:栃木ゴールデンブレーブス)のファンでした。その憧れの球団に入れたので、絶対結果を残したいですね。一番の持ち味は、強い気持ちで泥臭いプレーができること。それはホークスに指名されてから、より意識的に貫いてきたことです。球際の強さとか、一球に対する強い気持ちは、例え1軍に上がった後でも、消さずに持ち続けたいと思っているものです。時々、練習量の多さを褒めていただくのですが、自分としてはその自覚がありません。改善することが多いから、自然とやることが多くなっているという感じ。練習が多くなって当たり前です。左右どちらでも打てるスイッチヒッターなので、これでどこでも守れれば、マルチプレーヤーになれるという自分への期待もあります。その究極的な存在になって、チームに欠かせない選手と言われるように頑張っていきたいですね。
 大卒3年目なので、今年ダメだったら終わりぐらいの気持ちでやっています。今季は必ず支配下登録を勝ち取り、1軍の舞台で活躍できるように頑張ります。

 

笹川選手のプライベートに迫るQ&A


Q.福岡でお気に入りの場所は?

『愛宕神社』ですね。自宅から近いので、夜景を見に行ったりもしていましたね。あとは『ウエストコート姪浜』にあるバッティングセンター『西部スポーツガーデン』。中学の時に右打ちから左打ちに変えた時から通っています。高校、大学の時はほぼ毎日通っていました。学校、練習、バッティングセンターの毎日だったので、お店はあまり知らないんです(笑)。

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