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【美味本magazine2024】九州の食文化を楽しむ おもてなしの総本店|やまや総本店 膳

中央区白金 | 日本料理

やまや総本店  膳

季節の素材を美しく、そして美味しく

 

九州の食文化を楽しむ
おもてなしの総本店

 

辛子明太子の販売をはじめ、博多もつ鍋など九州の味を提供する飲食店を国内外に展開する〈やまや〉。「世界に誇る九州の食や魅力を全国、海外へ発信したい」という思いを体現する旗艦店として2023年3月にオープンしたのが『やまや総本店』だ。白金の閑静な住宅街に突如現れる黒い箱のような外観は、「やまやの世界観を詰めた箱」であり、「箱を開けた時の感動を演出する」意匠。建築家の「yHa architects」が手掛け、2023年度のグッドデザイン賞を見事受賞した。「Made in KYUSHU」をテーマにした内装や中庭の植樹、7mの桜の大木と、その空間美は一見の価値ありだ。

 

 

スタッフとのコミュニケーションを楽しめるカウンター席と中庭の眺めに心癒されるテーブル席

 

この素晴らしい『総本店』の一角を占めるのが日本料理店の『膳』。ここで楽しめるのは九州をテーマにした割烹料理。京都の懐石料理店や割烹、九州の郷土料理店でも経験を積んだ安部大志郎氏が料理長として腕を振るう。

 

長谷川在佑氏(左)と安部大志郎料理長

 

料理の監修は、東京の日本料理店『傳』の店主・長谷川在佑氏。2022年「アジアのベストレストラン50」でナンバーワンを獲得するなど、現代和食を世界へ発信する第一人者である。安部料理長は約1年間『傳』に入り、世界屈指のホスピタリティをその身に叩き込んできた。

 

九州の旬の食材を日本酒や焼酎、ワインやお茶とともに楽しむ完全予約制の割烹料理。季節によりメニューは替わる。完全予約制、8800円

 

ゲスト一人ひとりのペースを見極め、最高の状態で出される料理は計8品。生産者の元へ直接足を運び、出合った食材や新鮮な野菜、安部料理長の故郷・大分の食材など、生産者から受け取った思いも込めながら、皿の上に九州の旬を表現していく。意外な食材の組み合わせや調理法により、思ってもみない味や食感に会話も弾む。お互いに感動を伝え合いながら、喜びを味わえる。

 

締めは土鍋の炊き立てご飯と「できたてめんたい」、自家製漬物、味噌汁。満腹でも入るから不思議!

 

食事の最後に、九州産特Aランク米を特注の土鍋で炊いたご飯と〈やまや〉の『できたてめんたい』も登場。シンプルかつ上質な味に感動もひとしおだ。くつろいだ雰囲気の中、五感で楽しむ九州の味…、大切な人と感動を分かち合う、記憶に残る体験をぜひ。

 

『膳』専用入口は、旧家の門を利用。時の記憶を繋ぐ粋な計らい

 

鹿児島・霧島の赤い土壁が印象的な半個室。8名まで利用できる

 


SHOP INFORMATION ーーーーーーーー

やまや総本店 膳(ぜん)

[所]福岡市中央区白金1-5-5
[☎]050-3150-8820(予約受付12:30〜17:30 定休日を除く)
[営]18:00〜23:00(OS22:00)※完全予約制
[休]日・月曜
[Ig] @yamaya_zen
[HP]https://yamaya-sohonten.jp/zen/


※掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。

 

 

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