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【インタビュー】Fuku Spo – 福岡ソフトバンクホークス / 笹川吉康

笹川吉康(Sasagawa Yoshiyasu・背番号44

今年こそ1軍昇格へ!
長打力が魅力の21歳は
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今年プロ4年目に入る笹川吉康は、同期入団の井上朋也や年の近い生海が1軍で活躍している姿に、「今年こそは自分も」という強い決意を抱いている。自分らしい豪快なバッティングを損なわず、輝くために取り組んでいることとは。

 


 

課題が明確になり
1軍昇格へ光が見えた秋季

2023 年のシーズンは、かなり考えさせられた1年でした。ウエスタン・リーグで90試合に出場させてもらいましたが、1軍に上がるまでのレベルに持っていけず、何が悪いのか、どこをどう変えればいいのかを常に考えていました。2軍でお世話になった小久保(裕紀)監督には、ずっと「コンパクトに振るように」と言われてきました。持ち味でもあるフルスイングをすると大ぶりになっていたので、フルスイングでもコンパクトさを大事にするというのが難しかったですね。でも、秋季キャンプで米国のトレーニング施設『ドライブライン・ベースボール』にデータの計測をしてもらい、上半身と下半身のねじれを作らないといけない場面で、一緒に動いてしまう柔軟性のなさに気が付くことができました。今は、柔軟性を高めるためのストレッチやドリルなどを毎日しています。改善方法がわからない時期は苦しさもありましたが、自分のバッティングの方向性や、やるべきことが明確になってきたので、今は前向きな気持ちです。
 プロになれる選手は、全員が活躍できるだけの力を持っていると思います。でも、実際に1軍で活躍できるのは一部の人だけ。それは、入団後の頑張りと、考える力を持っているかどうかが分かれ道なのかなと。悩みながらも、考え、試して、改善して、レベルアップしていきたいと思います。

 

ギータ2世の呼び声に
恥じない活躍を誓う

小学生の頃は野球だけでなく、サッカーもしていました。野球を選んだ理由は、投げたり、打ったり、取ったりを全部極めないといけない一番難しいスポーツだったから。そこに面白さを感じましたね。中学、高校は投手だったので、外野の守備をするようになったのは高校3年の後半ぐらいからです。プロ入り時は守備面の心配がありましたが、ずいぶん鍛えてもらい、最低限の守備力は身に付いてきたと思います。コーチからは「意外と守備の上達の方が早かった」と言われているので、打撃が売りの僕としては複雑な心境でもありますね。
 自主トレは昨年と同じく、柳田( 悠岐)さんと一緒にさせていただきます。体の大きさも同じぐらいですし、フルスイングを心情としているのも同じなので、1軍で活躍している柳田さんから得るものは大きいと感じています。自分から語る方ではないので、間近で見て、自分との違いを感じ取りたいですね。背番号を受け継ぎ、ギータ2世と言われたりすることにプレッシャーがない訳ではありませんが、あんまり気にせず、課題に取り組み、いろいろ先輩方から吸収できるものは吸収して、力を付けていくだけです。
 来年はまず1軍の試合に出場することを目標にしています。チーム内にも長距離打者が何人もいますが、その中に埋もれず、自分が一番長距離を打って、長打力でアピールできるように頑張っていきたいと思います。今年は1軍の試合に出場して、より多くのファンの皆さんに見てもらえるよう努力していきますので、応援をよろしくお願いします。

 

笹川選手のプライベートに迫るQ&A

 

Q.福岡の印象は?

A.横浜出身でけっこう都会に住んでいたので、福岡も同じような雰囲気をイメージしていました。福岡市内はその通りでしたが、寮は筑後なので…(笑)。田舎の不便さを時々感じてしまいます。

Q.好きなお店は?

A.みやま市に『焼肉の小柳』というお店があって、そこによく行きますね。好きな部位はタンとハラミ。美味しいものを食べることが活力です。

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