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【築上町】のどかな田園風景に威風堂々、炭鉱主の大邸宅『国指定名勝 旧蔵内邸』

春うららの築上町
寒い冬が終わり、待ちに待った春到来!
明るい陽気に誘われ家族そろって築上町へ!
見所も味所もまるごと満喫!

 

旧藏内邸は、明治時代から昭和初期まで福岡県筑豊地方を中心に炭鉱を経営し、財を成した実業家・藏内次郎作、保房、次郎兵衛の藏内家三代にわたる本家住宅。1906(明治39)年に主屋や主庭が造営され、1916(大正5)年に大増築し、現在の姿になった。池庭に面して配された各部屋からは、中島がある園池を中心に多彩な庭園景観が山並みの眺望とともに鑑賞でき、建物や庭園とその周辺一帯が国の名勝に指定されている。

「ひなづくし」で展示する雛人形は、大分県宇佐市の西岡一枝さん・秋広さん夫婦が1967 年から半世紀かけて収集した「西岡コレクション」。全国各地から集めたお雛さまは、陶器やガラスなど多種多様

現在では一般にも開放され様々なイベントが行われているが、中でも2月から開催される「ひなづくし」は圧巻で、2000〜3000点にも及ぶ雛人形が一挙大公開! 壮大な段飾りや、御殿飾り、さげもんなどが貴重な文化財の中で楽しめる。

会期中に供される煎茶と雛あられ。雛祭りにあられを食べるようになったのは、江戸時代の“雛の国見せ”という風習が始まり。雛人形に春の景色を見せて娘の健やかな成長を祈っていた、心温まる習わしなのだ
水面に反射し眼鏡となる二連の石橋や山灯籠など、贅を尽くした池泉回遊式庭園。夜になれば借景の山並みから月が昇り、庭を明るく照らす。中秋の名月には観月茶会も開催され、名月と茶席が楽しめる

 

 

 

国指定名勝旧藏内邸

「ひなづくし」は3月26日(火)まで開催。(水曜日休館・祝日は開館)期間中は煎茶と地元のあられをご用意。(300 円:入館料別途)
【所】福岡県築上郡築上町大字上深野396
【☎】0930-52-2530
【営】9:30~16:30
【休】水曜
【交】JR 築城駅から車で10 分

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