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【イベントレポート】こぎゃんよかとこ!くまもと暮らし~阿蘇地域編~

熊本ファンの拡大や移住定住の促進を目的に開催される『こぎゃんよかとこ!くまもと暮らし』。第2回目は、県北端に位置する小国町の魅力を先輩移住者が伝えてくれました。

1月23日(祝)、六本松蔦屋書店にて開催された第2回目となる熊本移住イベント。今回は『阿蘇地域編』として小国町で暮らす先輩移住者2人が登壇し、移住したキッカケや移住の魅力についてたっぷりと紹介した。その他にも小国町ならではの”地熱”のことや、住宅事情、ご近所付き合いなど、インターネットには載っていないようなディープな話まで本音でトーク。会場には午前と午後の部合わせて総勢約30名の熊本ファンが集まり、質問に答えるQ&Aコーナーも交えながら、先輩2人の話に魅了された。

参加者には『地熱珈琲』のコーヒーが振る舞われた。50℃洗いや地熱蒸気焙煎によって雑味やえぐみのない味に

参加者のお土産として山本さんが手がける『地熱珈琲』のドリップパックや杖立温泉の入浴剤をプレゼント
先輩移住者の入交さん、山本さんの小国町暮らしの様子がわかる写真の数々。その内容から自然の豊かさが伝わる

 

GUEST SPEAKER

入交 律歌さん

高知県出身。小国町森林組合に所属し、林業や小国杉を活用したものづくりの企画を担当。大学の頃から福岡市で暮らし広告関係の仕事に就いていたが、学生時代に学んだ森や木に関わる仕事がしたいと思い小国町に移住。1児の母でもある。

 

山本 美奈子さん

福岡県出身。平日は会社員、土日は地熱蒸気を使った珈琲焙煎所『地熱珈琲』を営む。会社員時代にストレスで蕁麻疹が出たことをキッカケに“食”の関心を強め、田舎暮らしに目を向けるように。入交さんと出会い、小国町への移住を決意。

 

 

参加者からのQ&A

Q.ご近所付き合いはどう?

A.(入交さん)アパート暮らしであれば地域との関わりは都会とそう変わらないかも。ただ山あいの一軒家住まいの方は、集落の掃除や草刈りなどの地区活動に参加することが時々あると聞きます。

Q,2拠点生活を送ることもできそう?

A.(山本さん)私も最初は完全に移住するのではなく、別荘感覚で家を借りて週末だけ通う生活を送っていました。小国町には別荘地が多いので、都会と田舎の2拠点生活にはいい環境なのかも。

Q.町の地熱蒸気は自由に使える?

A.(入交さん)町内には地元住民が管理する蒸し場が点在し、日帰り温泉施設に備わっているものもあります。“観光客歓迎”と看板を掲げてあるところは自由に使えますが、混むこともしばしば。

Q.町に若い人はいますか?

A.(山本さん)小国町で生まれ育った20代もいますし、移住者にも若い人が多いです。ただ実際は65歳以上の人口比率が高いのですが、高齢者が元気で、小国町の70 代はまだ若い部類です(笑)。

小国町でお気に入りの場所

(山本さん)杖立温泉にある自慢の我が家(笑)。目の前には杖立川が流れ、窓越しには四季折々の表情をみせてくれる自然豊かな景色を眺めることができます。家の前にある蒸し場で調理できるところも魅力です。

移住を考えている方へアドバイス

(入交さん)住居が豊富ではないので、早めの相談がおすすめ。移住窓口の空き家バンクや不動産屋の賃貸情報で探す方法もありますが、就職先の人づてなど地元のネットワークに頼るのも手です。

 

 

豊かな森と温泉に恵まれた小国町

小国町は町の約8割を森林が占める、緑豊かな地域。テレビCMで有名になった名湯「鍋ヶ滝」や、杖立温泉・わいた温泉の2つの温泉郷を有する人気観光地でもある。2024年度から新千円札の鍵となる、北里柴三郎の故郷としても話題だ。九州の中央部に位置するものの比較的涼しく、1月の平均気温は1℃まで下がってマイナスになることも珍しくない。スーパーや病院、銀行などの暮らしに必要な設備はひと通り揃っており、田舎暮らし初心者にもおすすめ。温泉の蒸気を利用して食材を蒸す”蒸し場”が多数あることも魅力だ。

 

 

くまもと移住定住支援センター福岡窓口
移住するエリアはもちろん、移住先での住まい探しや短期滞在など、移住に関する相談に対応。熊本での快適で充実した田舎暮らしをサポートします。
【TEL】090-8730-6913
【MAIL】kumamoto-f-iju@ahc-net.co.jp
【所】福岡市中央区天神1-1-1 アクロス福岡11階 熊本県福岡事務所内

 

 

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