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【イベントレポート】こぎゃんよかとこ!くまもと暮らし~山都町~

熊本ファンの拡大や移住定住の促進を目的に開催される『こぎゃんよかとこ!くまもと暮らし』。”九州のへそ”山都町について先輩移住者が魅力を伝えた第1回目の様子をレポート!

 

10月15日(日)、休日の穏やかな大濠公園内で開催されたのは第一回目となる熊本移住イベント。午前と午後の2部構成で、各10人前後の”熊本ファン”が集まった。今回スポットをあてたのは、国宝指定の石造アーチ『通潤橋』があり、『有機農業全国ナンバーワンのまち』として知られる山都町。ここで生活を送る2人の先輩移住者を招き、移住のキッカケを伺うと共に、町のおすすめスポットや住まい、仕事のことなど”山都町暮らし”のアレコレを本音でトーク。終盤には参加者から質問も寄せられ、盛り上がりを見せた。

会場となった大濠テラス2階には、先輩移住者である楠原さん、本田さんの山都町での暮らしぶりが垣間見えるたくさんの写真を展示
イベント中、参加者のみなさんにふるまわれたのは熊本県南地域でとれた栗を使ったおやつ「栗モナ」。熊本がほこる秋の味にほっこり♪
参加者特典として、山都町の特産品を詰め込んだ「お土産セット」のプレゼントも。くまモンのイラスト付きバッグもキュート!
会場の外では、山都町の農産物や特産品を販売する特設ブースも登場。軒先には町でとれたブルーベリーのジャムやソース、本田さんが栽培したネギが並び、テイクアウトグルメとしてカレーで熱々に煮込んだジビエのソーセージも販売

GUEST SPEAKER

楠原愛理さん

コロナ禍を経験して大好きな熊本への移住を考える。伝統芸能に興味があり、地域おこし協力隊を通じて文楽を体感できる清和文楽館に勤務し、人形浄瑠璃の稽古に励む。空き家バンクを利用して一軒家でチャボや鳥骨鶏と共に一人暮らし中。

 

本田渉さん

前職の派遣先のコスタリカで有機農業の魅力に触れる。帰国後は有機農業全国No.1を誇る山都町を移住先に。夏はトマト、冬はネギの有機栽培に取り組む傍ら、仲間と共に新しい農業のあり方についても模索中。3児の父でもある。

 

 

参加者からのQ&A

Q.大規模農場はやりやすい環境?

A.山間地にある棚田や変形地は難しいかもしれません。ただ最近は高齢になって農地やビニルハウスを手放す方も多く、役場で空き農地を紹介してくれるので土地の選択肢は多いと思います。

Q.ご近所付き合いはどう?

A.地域活動に参加してしめ縄作りや野焼きなど地元の伝統にも触れられ、恵まれていると感じます。密接ではないですが野菜を分けてもらったりして、温かく見守っていただいています。

Q.子どもの学校の選択肢、移住してどう感じる?

A.町の先輩パパママに聞くと、早くて中学生から町を出て寮住まいをしている子も多いそうです。もちろん町に中学高校はありますが、町に留まらず外に出るのも当たり前なのかなと感じます。

Q.冬は運転が難しい?

A.山あいで日当たりが悪いところも多く、雪が溶けなかったり地面が凍ったりして滑りやすくなることも。ただチェーンやスタットレスタイヤを使ってゆっくり運転すれば大丈夫!

 

 

九州のど真ん中にある熊本県山都町

九州のほぼ真ん中に位置することから、“九州のへそ”とも呼ばれている山都町。北部には阿蘇南外輪山、南部は九州山地の山々が連なり、”九州のグランドキャニオン”と呼ばれる蘇陽峡や一級河川の五ヶ瀬川などの大自然が暮らしの身近に。それらを活かした名所やレクレーション施設も多く点在し、大地の恵みを肌で感じることができる。居住地域は標高300~900mと高く、夜には満天の星に手が届きそうな美しい夜空が頭上に広がる。熊本市内より3~4℃低いため夏は過ごしやすい反面、冬は降雪もあり寒さが厳しい。農業を中心とした産業が発達し、有機栽培生産者が多く農産物のブランド化や新規就農者の増加を図る。のどかな環境を活かし、安心して出産や子育てができる町を目指して出産祝い金や子ども医療費助成などの子育て支援にも力を入れる。 住宅取得の補助金や就農準備資金などの移住者サポートも充実!

 

詳しくは「山の都地域しごとセンター」のHPをチェック!

https://www.town.kumamoto-yamato.lg.jp/shigoto/

 

 

くまもと移住定住支援センター福岡窓口

【TEL】090-8730-6913
【MAIL】kumamoto-f-iju@ahc-net.co.jp
【所】福岡市中央区天神1-1-1 アクロス福岡11階 熊本県福岡事務所内

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