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【インタビュー】Fuku Spo – 福岡ソフトバンクホークス / 井上朋也

井上朋也(Inoue Tomoya・背番号43)

将来の4番候補が存在感!
高卒ドラ1から3年目
大器がついに1軍デビュー!!

高卒3年目の井上朋也が、9月6日に待望の1軍デビュー。

8番ファーストでスタメン起用されると、早速プロ初ヒットを含む2安打の活躍でお立ち台に呼ばれた。

物おじしない雰囲気でデビュー戦から存在感を放った井上は、首脳陣が将来の主軸候補と名前を上げる期待の星だ。

 


 

初の1軍で存在感!プロ初本塁打に喜びいっぱい

9月に1軍の試合に初出場、初ヒット、初本塁打を経験しました。

どれも本当に嬉しかったです。

ペイペイドームはお客さんの数が多くて、雰囲気も全然違いました。

あとは全然暑くない(笑)。

筑後と違って練習中からずっと快適で、体への負担が違いましたね。

試合に出て感じたのは、相手投手の球筋も守備の反応も、全部のレベルが一つひとつ高いということ。

日々勉強になることばかりです。

技術面では1軍の選手にまだまだ劣っていると思いましたが、通用している部分もあったので、やっていけそうだなという手応えは感じました。

初出場の時はかなり緊張しましたが、それ以降はあまり緊張することもなく、平常心で試合に出ることもできたのも自信になりました。

来シーズンに向けて、全体的にレベルを上げていきたいですが、守備でもっと信頼を得ることが、レギュラーへの近道だと思っています。

また、生き残っていくためには、長所であるバッティング、特に長打力も磨いていきたいですね。

秋季キャンプではもう一度体を作って、体幹やウエイトのレベルアップを目指します。

ガッチリしているように見えるかもしれませんが、1軍の試合に出てみて、パワーが足りないと感じています。

 

怪我を経て掴んだ手応え 3年目の経験を秋季キャンプの糧に

 

2年目(昨年)の春季キャンプはA組に参加し、少しずつ結果も出ていたので、1軍出場ができるかもしれないと期待していました。

そんな矢先に、思わぬ怪我(椎間板ヘルニア/夏場に手術)で、大きな怪我を経験したことがなかったのでまさかという感じでした。

同級生が1軍の試合に出ているのを見ると悔しい気持ちでしたし、初めはかなり落ち込みました。

でも、栗原(陵矢)さんと一緒にリハビリやトレーニングをしたことで、少しずつ前向きになれて、「自分は本当に野球が好きなんだな」という気持ちと「普通に野球ができることは幸せなことなんだ」ということを改めて感じました。

そこからの3年目だったので、今年は怪我をしない体づくりを意識したウエイトと柔軟性を高めるトレーニングに力を入れ、今年こそは1軍の試合に出場するぞと思って頑張ってきました。

自分が1軍の試合に出始めた時期は、チームの順位やクライマックスシリーズ出場に大きく影響するタイミングだったので、1番の若手として、監督やヘッドコーチから「思いっきりプレーしてくれ」と声をかけられました。

役割が明確だったので、思い切ってプレーできましたし、それがチームに良い影響を与えられて、勝利につながればいいと思ってやっていました。

緊張感のある場面を経験できたことも、今後の野球人生に生きると思っています。

短い期間ではありましたが1軍を経験させてもらえたので、これを糧に、来年は1軍スタートを切ることを目標にしたいです。

そのためにも、充実したオフシーズンを過ごさないといけませんね。

来シーズンの開幕1軍を目指して、さらにパワーアップできるように頑張っていきます。

これからも応援よろしくお願いします。

 

井上選手のプライベートに迫る Q&A

Q.よく行くスポットは?

A.福岡に来て、買い物に行く機会が減ったので、出かけるのはご飯に行く時ぐらいですね。

福岡でも筑後でも、食事といえば焼肉が多いですが、お店は割とバラバラです。

Q.リラックス方法は?

A.疲れている時は、寮の近くにある『べんがら村』(八女市)の温泉に行きます。

栗原(陵矢)さんに連れて行ってもらって、 それから行くようになりました。

近いのでパッと行ける感じが好きですね。

来年まで寮生活なので、 しばらく通うと思います。

〈PROFILE〉

井上朋也

内野手 右投げ 右打ち
背番号 43
生年月日 2003年1月28日
身長 181cm 体重 88kg
出身地 大阪府
高校通算本塁打50本の活躍を経て、2020年ドラフト1位でホークスに入団。1年目に2軍で45試合に出場。昨年は春季キャンプのA組に抜擢されたが、 椎間板ヘルニアで離脱。リハビリを経て、今年9月に1軍初出場を果たした。

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