【フクオカリノベ No.11】
リノベの達人|独創的なデザインと圧倒的な不動産情報で価値あるリノベを提供。『株式会社レトリック』
■リノベの達人
株式会社レトリック
(左)小山 直毅、(右)宜本 繁紀
画一的な住まいではなく
自分たちが住みたい家を提案
「お客さまとお喋りしていると、リノベ屋さんじゃないの?とよく聞かれるんです」と笑うのは、福岡県内を中心に住宅や店舗のリノベーションを展開する[レトリック]社長の宜本繁紀さん。プロとして画一的な間取りやデザインの住まいを数多く仲介してきた彼らは、自身で不動産を買い取り「自分たちが住みたい家」を作って販売しようと、起業に踏み切る。「〝デザインはイケる〟という根拠のない自信と、好きなものを造って共感していただけるのはすごく楽しいという幼稚な発想で8年前に起業しました。不動産に関しては当然のことながら、建築や土木、設備の知見もあったので、副社長の小山とラフスケッチだけでかなり自己満足な物件を造っていました」と振り返る。
当時のリセール(一度購入した物件を再販すること)物件は表面だけをリフォームしたものが大半だったため、彼らが造る〝自己満足物件〟が市場に増えるたびに「自宅を同じように改装したい」「購入してリノベーションしたい」と、徐々に顧客にも反応を呼ぶことになる。
圧倒的な不動産の経験値で
新鮮で有意義な物件を届ける
「最近はご自宅をリノベーションしたいというご用命を多く頂くようになりました。その際に役立てていただけるのが、我々の強みであるデザイン力。加えて、圧倒的な不動産に関する経験値ですね。毎月ゆうに100件の情報が我々の元に届きますし、実際の売買取引に関しては3000件近く携わってきました。そんなリノベ屋なんて他に類をみないのではないでしょうか。物件購入に関するさまざまなリスクやコストを含めた、多角的な情報提供に大きな評価をいただいています」と宜本さんは語る。
昨今の働き方、暮らし方の変化や生き方の多様化が叫ばれる中、特に福岡都市圏の物件価格は数年前から上昇が続いている。そこで今後資産として所有するのか、いずれ売却するのか、中長期的にライフスタイル以外に何を考慮して選択すべきなのかがとても難しいという。総じて、購入客にとって条件の良い物件情報はなかなか手に入らないのが実情だ。そこで3年前、古巣の大手仲介業者出身のプロだけで構成されたグループ会社[メイヴス]を立ち上げることで、新鮮で有意義な物件情報の提供を加速させた。
「リノベーション単体で考えると、今は情報が溢れかえっていますから。誰でも容易に好みのテイストやイメージを検索し、商材を選定することも何となくできてしまいます。むしろお客さまの業者選びの方が大変ですよね。そんな中でも我々は軸をぶれさせない、マルチなプロ集団でありたいと思います」。
こうした独創的なリノベーション事業を展開する[レトリック]。今では大手住宅設備メーカーとのコラボ企画や、古民家リノベーション宿泊施設の運営も手がける。来年6月竣工予定の自社ビル移転も視野に、企業理念である〝今より眺めの良い毎日を〟を提供するべく、日々楽しくその歩みを進めている。
アーバンナチュラルなマンションリノベで、今より眺めの良い毎日を
上部写真の物件は中央区赤坂にあるマンションをリノベーションしたもの。都心部にありながら、自然豊かな森に囲まれた建つマンションということで、その贅沢な立地を生かしたデザインにしたことが最大の特徴。コンセプトは「都心の森に溶け込むホテルライクスタイル」。心に余裕をもたらし、豊かな暮らしを生み出す空間はまさに同社のコンセプト<今より眺めの良い毎日を>そのものだ。
[ Company Profile ]
株式会社レトリック
福岡市早良区百道浜1-3-70-5706 ザ・レジデンシャルスイート福岡内
[☏] 092-833-0109
[HP] https://retrique.co.jp/
※この記事は「フクオカリノベno.11」より抜粋して記載しております
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■公式Instagram
@fukuoka_renovation
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