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昔ながらの日本の商店街が、リトルアジアとして生まれ変わった!!『吉塚市場リトルアジアマーケット』

 

戦後すぐの昭和25年頃、魚屋2軒と八百屋1軒の3軒ほどから始まった吉塚商店街。最盛期には150軒もの店が立ち並び、多くの買いもの客ですれ違うのもやっとなほどに混雑していたという。しかし、大型スーパーマーケットの出現や店主の高齢化、後継者不足といった問題から徐々に店の数は減少。「このままではいけない」と再生に向けて話し合うなかで生まれたのが「吉塚リトルアジアプロジェクト」だ。 吉塚周辺には専門学生や工場で働いている外国人が多く在住していることに着目し、「食」を通して地域と外国人居住者がつながる場を創ろうと、2020年12月、『吉塚市場リトルアジアマーケット』として大幅リニューアルを果たす。

 

「アジアンプラザ」入口にはインドの神様「ガネーシャ」が鎮座

 

町の声かけにより、ミャンマー・ベトナム・タイ・ネパール・韓国・中国…アジア各国の本格的な料理店が集い、歴史ある日本の商店街の風景とアジアの異文化が混ざりあう今の市場が完成した。また2021年3月には市場内に「吉塚御堂」が建立され、ミャンマーから全長2mを超える金色のお釈迦様がやってきた!母国を離れて暮らす人々の心のよりどころとして、日々多くの外国人が手を合わせに訪れている。さらに市場内には毎日9~17時まで誰でも自由に使用できる多目的スペース「アジアンプラザ」もあり、異文化交流の場として広く利用されるなど、『吉塚アジアマーケット』全体がコミュニティの拠点となり、今なお発展を続けている。

 

市場はJR吉塚駅から徒歩10分とアクセスも便利で、アーケードがあるので雨の日でも気にならない。近場でアジア旅行気分を味わいたいときは、唯一無二の雰囲気を味わいにぜひ足を運んでみて!

 

「アジアンプラザ」の中

 

 

 

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掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。

吉塚市場リトルアジアマーケット

【所】福岡市博多区吉塚1-14-15
【☎】092-409-3209(吉塚市場事務局)
【P】なし

【掲載雑誌】シティ情報Fukuoka 9月号

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