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【神社特集|志賀海神社】これからの新しい人生を見守ってくれる、船出の神様。

「海神の総本社」と称され
災厄祓除、病気平癒、子供守護、交通安全、海上安全のご利益を持つ神社

海の中道を渡ってすぐ、志賀島の東側に位置する『志賀海神社』。志賀島の北部・勝馬に創建したのは紀元前、現在の場所に移ったのが二世紀から四世紀頃と言われ長い歴史を持つ。現在ある本殿は1600年に黒田長政公により造営されたものだ。

古来より「海神の総本社」、海神に仕える龍が集まる「龍の都」と称えられ、玄界灘に臨む海上交通の要衝である博多湾の総鎮守として鎮座している。

 

底津綿津見神、仲津綿津見神、表津綿津見神の三神が祀られた本殿の手前にある拝殿。東に海が見える境内では、毎朝の日の出がとてもきれいに見えるとのこと。例年、元旦には初日の出を拝みに多くの参拝客が訪れる

 

奉祭されているのは、伊邪那岐命の禊祓によってご出生された綿津見三神で、海の底、中、表を守り給う海の主宰神。海上交通の安全をもたらす神であることはもちろんだが、禊祓の神として不浄や災難を祓い清め、人生の新たな船出を祝う再生回帰の神としても信仰されている。参拝は、まず石段の手前に置かれた御潮井と呼ばれる砂で身を清め、次に手水舎で手と口を清める。さらに拝殿の横に置かれた御潮井でもう一度身を清めて二拝・二拍手・一拝。清々しく生まれ変わった気持ちになれる。

 

鳥居の遥か先にある伊勢神宮を拝むことができる遥拝所(ようはいじょ)。三韓征伐の際に航路を守り導いた黄金雌雄の亀が石となり志賀島に現れたという伝説が残る『亀石』が置かれている

 

毎年4月15日と11月15日に行なわれる『山誉祭』(福岡県の無形民俗文化財・観覧可)は、「豊かな海があるのは山の恵があればこそ」と山に感謝する祭り。SDGsで謳われる循環型社会の重要性をずっと昔から知らしめているのだ。美しい海を望む社の前に立つと、大いなる力を感じずにはいられない。

 

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志賀海神社
住所 福岡市東区志賀島877
電話 092-603-6501
時間 開門6:00/閉門17:30 ※元旦は午前0時開門(社務所9:00~17:00)
アクセス 志賀島渡船場より徒歩10分
http://www.shikaumi-jinja.jp/

 

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