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【神社特集|筑紫神社】筑紫の国 発祥の地 國號起源。

筑紫の国の起源とされる筑紫野市内で最も古い歴史のある神社

 

「筑後国風土記」に記述されていることから、奈良時代以前から鎮座すると推測され、筑紫地区で最も古い神社であり、神号は筑紫の国の國號起源といわれている。「筑紫」の名は、古事記・日本書紀に重要な地名として登場し、「筑前と筑後の境となる山に荒ぶる神がいて、峠を行き交う人を多く取り殺していた。それを鎮めるために筑紫の神として祀った」ということから、筑紫神社、ひいては筑紫の呼称の起源とされている。

古より「筑紫」は九州全体を表す地名とされていることから九州の総社とも称されている。「延喜式」神名帳では名神大社に列せられており、高い格式の神社として朝廷より尊崇されていた。

 

 

「類聚符宣抄」天元2年(979年)、宗像宮に大宮司を置くことを命じた太政官符に「住吉・香椎・筑紫・竈門・筥崎等の宮は大宮司を以て貫主となす」とあり、当社はこれら大社と同じように「大宮司」が置かれていた。現在の本殿は正徳2年(1712年)に黒田藩主から資材を賜り再建された。

 

「交通安全」や「必勝祈願」などに御利益があるとされる

 

社殿横に咲く「10月桜」。10月頃から咲き始め、春まで咲き続けることから別名「根性桜」とも呼ばれ親しまれている

境内は江戸時代に建てられた石鳥居や灯籠、また椿や桜、県内でも類を見ない程大きなおがたまの木など鎮守の杜にふさわしい自然に溢れ、スピリチュアルスポットとして定期的に参拝に訪れる方も多くいるそう。

 

筑紫神社
住所 筑紫野市原田2550
電話 092-926-5443
時間 参拝自由(社務所9:00~16:00)
アクセス 鹿児島本線 原田駅より徒歩約10分

 

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