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【福岡演劇】10/21㊏、22㊐にキャナルシティ劇場で上演される『ロミオとジュリエット』。ロミオ役の高杉真宙にインタビュー!

不朽の名作として全世界で知られる戯曲『ロミオとジュリエット』。若者の激しくもたった5日間の恋の結末を描いた本作で、 ロミオ役を務める高杉真宙がオンライン取材に応じ、作品への思いなどを語った。


数ある戯曲の中でも、一度はやってみたかった作品。

お客様と一緒にこのステージを作り上げたいです。

 

—ロミオ役が決まった時の心境はいかがでしたか?

 

高杉:これまで多くの方々が演じてきた役なので、やっぱり不安と緊張も大きかったです。数ある有名な戯曲の中でも、『ロミオとジュリエット』は一度やってみたかった作品の一つなので、すごく楽しみですね。

 

—この作品に初めて触れた時のことは覚えていますか?

 

高杉:一度映画を観たことがありますが、その時のことはあまり覚えていなくて…。でも、当時抱いた感情と今回明確に違うなと感じたのは、ちょっと笑えるなと思ったことですかね。2人ともせっかちだなって(笑)。2人のすれ違いが招いた悲劇ではありますが、それまでの過程は結構面白いなと感じました。ずっと悲劇だと思いながら作ると少し重たく感じてしまうので、親友同士の会話などでは楽しくできたらいいなと思います。

 

—ロミオという人物を、今どのように捉えていますか?

 

高杉:ロミオはとてもまっすぐで、ロマンティックで、セリフに負けないような熱さがありますが、かなりアホな子だなとも思っています(笑)。そこが魅力でもあるんですけどね。

 

―演劇の醍醐味は、どんなところにあると感じていますか?

 

高杉:舞台は、できることしかできなくて、ごまかしが効かないところがいいなと思っています。「作品は、お客様と一緒に作り上げるもの」と、これまで先輩方からよく言われてきたんですけど、ちゃんと理解できていなかったんです。でも、勝村政信さんとの二人芝居『ライフ・イン・ザ・シアター』に出演してから、お客様がいるから作品が成り立つということを実感できた気がします。

 

ZOOM取材の様子

 

【PROFILE】

高杉真宙

1996年7月4日生まれ、福岡県出身。’09年より活動をはじめ、’12年には映画「カルテット!」で初主演を務める。’14年、映画「ぼんとリンちゃん」で第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞。近年の主な出演作に【舞台】『カリギュラ』、『ライフ・イン・ザ・シアター』、【TV】「PICU 小児集中治療室」、「舞いあがれ!」、「わたしのお嫁くん」、【映画】「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」など。’24年大河ドラマ「光る君へ」に出演予定

『ロミオとジュリエット』

▶チケット発売中

日程 10月21日㊏、22日㊐ 12:00 

会場 キャナルシティ劇場

料金 一般11000円 学生席(当日引換券)5500円 ※22歳以下の学生対象、要身分証提示 ※未就学児入場不可

演出 井上尊晶

出演 高杉真宙、藤野涼子 他

問合せ インプレサリオ(info@impresario-ent.co.jp)

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