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【福岡の頼れるお医者さん2023】高齢者・女性に多い心臓の不具合 重症化する前に予防・早期発見を「村上華林堂病院」

心不全について

日本人の死因の上位であり
高齢化社会でさらに懸念される病気


 

知らないうちに進行する心不全『ヘフペフ』とは

現在、日本人の死因の第一位はがん、第二位は心疾患となっている。心疾患死において第一位を占めているのが心不全。全身に血液を送り出すポンプの働きをしている心臓の不具合により、ポンプの働きに障害が生じている状態を指す。よく知られている心筋梗塞は急性心不全の一つだ。そして、心不全の状態が慢性的に続くのが慢性心不全。各臓器の機能が低下し、最終的には死に至ることとなる。

心不全はヘフレフ(HFrEF)とヘフペフ(HFpEF)の二つに大別される。ヘフレフは心臓の収縮機能が低下した心不全で、ヘフペフは収縮機能が保たれた心不全のこと。特にヘフペフについて注意が必要だと星野先生が語ってくれた。「ヘフペフは自覚症状を感じにくいため、知らない間に進行し、気がついた時にはかなり悪化していることがほとんどです。心不全の重症度を分類するAからDまでの4つのステージ(A/心不全につながるリスクはあるが心不全症状はない、B/心臓に病気はあるが心不全症状はない、C/心臓の病気があり症状も現れている、D/完治が難しい末期段階)がありますが、ステージDになると治療するのは非常に難しくなり、緩和ケアを行なうしかない場合も多いのです」。

 

  村上華林堂病院
常務理事・副院長・循環器科部長 星野 史博先生

医学博士。福岡市出身、福岡大学医学部卒。1996年福岡大学病院第2内科入局、その後、国立病院機構九州医療センター、福岡大学医学部大学院(病態生化学系)、福岡大学病院(循環器内科)、福西会川浪病院(循環器内科)等を経て、2006年村上華林堂病院循環器内科部長に就任。現在、常務理事・副院長も務める。患者さん一人一人としっかり対話をしながら最善策を見出すことに尽力されている。

 


村上華林堂病院

診療科目/総合診療科、内科、老年内科、循環器内科、血液・腫瘍内科、脳神経内科、糖尿病・内分泌内科、腎臓内科、人工透析内科、消化器・肝臓内科、呼吸器内科、緩和ケア内科、眼科、整形外科、リハビリテーション科

住所/福岡市西区戸切2-14-45
電話/092-811-3331
営業/9:00~12:30、13:00~16:00
定休/土曜午後、日祝日

https://www.karindoh.or.jp/


 

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