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設計士が建てた、31坪の中庭がある開放的な平屋の家。|『想創舎』株式会社手嶋組

【家づくりの本AWARD2023】

太宰府市在住/Kさんの住まい

ずっと思い描いていたこと
全部、叶えられました

大切なのは「こうせねば」よりも「こうしたい!」という思い。
自身の家を建てることを夢見てきた、設計士の家。

子どもの頃から夢だった
「中庭のある家」

この家の奥さま、Kさんは設計士。子どもの頃から広告に記載された間取りを見ては、「将来、自分が家を建てるなら」と、想像を膨らませていたそう。そんなKさんが建築を学び、縁あって8年前に入社したのが[想創舎]。
「設計事務所で働いていたのですが、想創舎に入社して、それまでとはまた全然違うアプローチ-お客様のライフスタイルに寄り添い、リクエストに応える姿勢-で家づくりを行なっているところに惹かれました。それに私自身、リクエストに応えるべく性能や素材、パーツなどに触れることが増え、設計士としても成長できたように思います」。


リビングのガラス窓はフルオープンにできる。庇の裏には木材をあしらい、中庭をもう1つの部屋のようにも見せてくれている


一段下げた床、デザインされた天井で空間がより広く見える。リビング部分のみにヘリンボーンの床を入れて視覚的にもゾーニング

そんなKさんにもお子さんが誕生。それまで暮らしていた賃貸住宅が手狭になったことから、家づくりに挑戦することに。もちろん、設計はKさんが担当。インテリアや洋服の好みがほぼ同じ、というご主人も安心して任せてくれた。
「限られた予算の中で、子どもの頃から夢だった、『中庭のある家』は絶対に実現させよう。そして“私たち家族の暮らしに合った家”を造りたいと思いました」。

限られた空間を
どう使うかを考えて


“余白”が効果的な玄関。「広くはないけれど、ギャラリーのように好きなモノを置いて楽しめる空間です」

家づくりにあたり、Kさんが大切にしたのはゾーニングだ。
「リビングが何畳、ダイニングが何畳、個室が何畳…と考えると坪数がどんどん増え、コストが上がってしまう。その考えを柔軟にし、限られた空間を上手にゾーニングすることで、家の可能性は広がるんじゃないかな、と思いました」。
K邸の場合は、絶対に譲れない中庭とリビングを確保し、その周りにキッチン、寝室、書斎、クローゼット、バスルームを配置。家族のライフスタイルを洗い出し、必要なスペースを設けていった。キッチンの奥に設けた畳スペースについてもオリジナルの考えが。
「和室は欲しいけれど、その理由は『時々くつろぎたい』『誰かが泊まりに来た時に使える』。でもそれって、毎日のことじゃない。ならばお布団が敷ける2畳で十分。小上がりにして下に収納スペースを作ればさらに効率的」。すべてがそうした考察の積み重ねの上で組み立てられていった。


玄関を入って正面がリビング、奥にキッチン、左は手前から寝室、書斎、クローゼット、洗面と続く

家族にとって必要なもの
を考えることが大切

家の中を案内してもらうと、そこには家づくりのプロだからこその技がそこかしこに。例えば玄関の靴箱。「シューズクローゼットが欲しい、という方も多いんです。でも我が家は靴箱派。見た目もすっきりできますし、奥行きをとったのでベビーカーも収まります」。
バスルームにも独自の考えが。
「お風呂には実はそんなにこだわりがなく(笑)。手入れのしやすいユニットバスにしようかな、と思っていたんです。でも予算内で好きなものが見つからない。そこでモルタルを使ったシンプルなお風呂に仕上げました」。


洗面台もお風呂と同じモルタル仕上げにしてモダンな印象に
モルタル、冬場のヒンヤリ感は気にならないのかを尋ねると…。
「そこが”FPの家”のすごさ。床、壁、屋根に優れた断熱材を入れて魔法瓶のような状態を作り、家の中全体を快適な温度・湿度に保ってくれるので大丈夫なんです。ほぼ仕切りのない我が家は、”FPの家”の存在がなければ実現が難しかったかもしれません」。
またK家はご主人が木材関係。”FPの家”の断熱効果が高いことは以前から知っていたそう。
「予算の面で迷いかけたんですが(笑) 。それでもがんばって入れてみて本当に良かった。これから先の快適さには変えられません」。


システムキッチンは「トーヨーキッチン」。後方にはパントリーを設け、冷蔵庫などもまとめてすっきり。


キッチン後ろの棚は造作。「手持ちの食器の量を把握した上で作りました」

暮らしの楽しみを
膨らませてくれる存在

完成から約1年。念願の我が家で暮らしてみた感想は…?
「手前味噌ですが、どこもかしこも好きです(笑)。とは言え、それは私たち家族にとっていい家だという意味。それぞれのご家庭にマッチした家ってあると思うんです。だから今後も、お客様に寄り添いながら家づくりができたら。もちろん、『おまかせ』と言われたら張り切りますよ(笑)」。
また一緒に家づくりを進めてきたご主人も大満足。
「書斎は個室でなく通路に変わりましたが(笑)、満足です。特に中庭が良いですね。これまでインドア派だったのですが、この夏はBBQセットを揃えたいとか、興味の方向性が変わってきました」。
好きなものを全部詰めた家は、Kさん一家の一生の宝物になった。


ご主人のリクエストだった書斎は寝室とクローゼットの間に。リビング・中庭が見える窓も


[子ども部屋]
1人のままでも2人になっても使える空間に。ロフトは「子どもにとって2階は“夢”だから」と設けた遊びの空間

 


 

Company Profile

想創舎 株式会社 手嶋組

 

想いをかたちに、夢から物語をつむぎ出すように

私たちが考えている理想の住まいとは、家族みんなを、たくさんのしあわせで包み込んでくれる「器」。一つ一つの工程を、ていねいに、大切に、楽しみながら。みんなで五感を研ぎ澄ませ、素敵なアイデアを重ね、じっくりと「しあわせの器」をかたちにしていきたい。

 

[住所] 福岡県朝倉市堤615-1
[電話] 0946-28-8244
[施工エリア] 福岡県全域、佐賀県の一部、大分県の一部
[設立] 昭和50年2月
[資本金] 2000万円
[従業員数] 26名
[許可・登録] 福岡県知事許可(特-27)第19087号/一級建築士国土交通大臣登録第278298号/一級建築士事務所 福岡県知事登録番号1-40001号/宅地建物取引業許可証 福岡県知事(3)第15682号
[保証] 住宅瑕疵担保責任保険/定期点検(3ヶ月・1年・2年・5年・10年)

 

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