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【創業120周年 福岡生まれの調剤薬局】地域一帯企業として、医療の未来を切り拓く「株式会社 大賀薬局」

明治35年、筑紫野市二日市で創業。
福岡市大学前(現九州大学前)で薬局をスタート以来、
時代とともに革新的な進化を続けている。


 

オーガマン
残業問題に立ち向かい、薬育を啓蒙するヒーローショーを企画するほか、保育施設で手洗いやうがいをレクチャー。2020年には、薬剤戦士オーガマンを含む地域連合軍ドゲンジャーズを結成。地場企業が業界を超えてつながり、地域に豊かさを還元したいと活動領域を広げている。「薬飲んで、寝ろ。」が決め台詞。その正体は大賀薬局社長!?

 

大賀薬局の創業120周年、おめでとうございます!

オーガマンこと大賀薬局 代表取締役社長:ありがとうございます。創業120年を迎え、地域の人々に支えていただき今があるとあたらめて感謝しています。

 

大賀薬局が大切にしてきたのはどんなことですか?

オーガマン:“変わり続けることを変えないこと”ですね。地域一帯企業として、時代に応じたサービスを常に考え実践しています。

 

オーガマンの活躍の場もどんどん広がっていますね。

オーガマン:気軽に会えるローカルヒーローとしてメディアやイベントに出る機会が増えました。2022年には100の保育施設を訪ね、手洗いやうがい、薬飲む大切さなどを伝えています。

 

オーガマンの薬育の背景にはどんな課題があるのでしょうか。

オーガマン:残薬問題がいちばんのテーマにあります。処方されても飲まずに廃棄される残薬は年間1000億円分ともいわれています。風邪薬を1週間分処方されても、症状が改善したからと2日分しか飲まなかった人もいるのではないでしょうか。その結果。症状が悪化して二次治療が必要になるケースもあります。薬育を通じて残薬問題に取り組み、医療費削減につなげることで医療業界や社会の未来の負担を減らしたいと啓蒙活動をスタート。高齢者にとって最強のインフルエンサーでもある孫世代に薬と飲む大切さを伝えることで、行動変容を起こすことができないかとエンターテインメントの力を借りながら啓蒙活動を続けています。

 

これからの大賀薬局のビジョンについても教えてください。

オーガマン:啓蒙活動を続けることで、薬を減らす薬局を目指しています。全国平均に比べて高いと言われている福岡の高齢者1人あたりの医療費削減をめざし、地域の子どもたちが未来もずっと安心して過ごせる医療体制を構築していきたい。そして、ローカルヒーローが集まるドゲンジャーズの活動を通じて、子どもたちに笑顔や元気を与えられるよう取り組んでいきたいと考えています。手洗い・うがい・運動を意識する人が増えることで、将来的には日本がもっと豊かな国となり、子どもたちが安心して未来を見据えられるよう力を尽くしたいですね。

 


病院と薬局の連携によりシームレスながん治療へ


2019年より、患者自身が自分に適した薬局を選択できることを目的に、入退院時や在宅医療に移行する際、医療機関と連携して細やかな対応をできる薬局として「地域連携薬局」がスタート。同時に、がんなどの専門的な薬学管理を専門医療機関と連携して対応する薬局として「専門医療機関連携薬局(がん)」が認定されるようになった。

大賀薬局の九大病院東門前店にも、2013年からの九州大学病院と門前薬局の研修や、2021年からの5年間の連携研修を通して、がん治療の専門性を身につけてきた薬剤師が、地域薬学ケア専門薬剤師(がん)として在籍。

「研修を通じて細かな成功やノウハウを教えていただいたことで、検査データの理解や副作用のマネジメントスキルが上がりました。近年のがん治療では薬の種類が非常に多く副作用も多岐にわたります。また、長期的なフォローが求められることも多くあります。病院の外来で行われるがん化学療法の期間中、患者様が自宅で薬を服用して過ごしているときに、私たち専門医療機関連携薬局薬剤師が介入することで適切に薬学管理ができると感じています」と汐待さん。

九大病院には九州をはじめ全国からがん患者が集まる。専門的な薬局の薬剤師が介入することで、病院から遠い自宅でも安心して療養してほしいという意志が感じられた。県認定を受けるがんの専門医療機関連携薬局は、福岡県内に6件。全国でもまだ130件ほど(2022年11月現在)。

「大賀薬局としてより専門性の高い医療を提供するとともに、地域の調剤薬局と連携しながら患者様にしっかりと寄り添いたい」と汐待さん。専門薬剤師の育成にも注力している。

 

 


株式会社 大賀薬局

住所/福岡市博多区博多駅前3-9-1 大賀博多駅前ビル3階
電話/092-483-8777(代表)

https://www.ohga-ph.com/

 


 

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