トップに
戻る

【フクオカリノベ No.10】働き盛り40代男性のWorkation House『株式会社はぴりの』

働き盛り40代男性のWorkation House
『株式会社はぴりの』

ほぼ毎日が在宅になったこともあり、好きを全面に詰め込んだ家づくりを決意。
[はぴりの]の男性スタッフとタッグを組んで完成させた家は、
ただただ格好良いの一言だ。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

コロナ禍で意識が変化
好きな場所で好きな暮らしを

 

昨年12月24日に引き渡しが行われたばかり。まだ荷解きの終わっていない荷物はあるものの、すでにSさんがこだわって買い集めたセンスの良いインテリアや家電が、躯体現しのクールなワンルームに、溶け込んでいる。モデルルームのような完成度に、取材に訪れた男性スタッフ一同「こんな家に住んでみたいよね」とため息が漏れる。施主のSさんも「イメージ通り。100パーセントに近い家が完成しました」と満足そうだ。

 

料理好きのSさんが選んだステンレスのキッチンが、空間をよりクールに引き締めている。キッチンの壁面にはパネルを貼るなど、掃除のしやすさも考慮した

 

Sさんは大阪出身の40代。2019年に転職を機に福岡へ移り住んだ。「ご飯が美味しくて、安い。地元に帰る理由がない」と福岡が気に入ってきた頃、コロナが蔓延し始め、仕事も在宅勤務になった。「私が賃貸を選んでいたのは、北海道や海外に住もうと思った時に、持ち家は荷物になるからです。でもコロナによって、世の中の感覚が変わりましたよね。どこでも働けるようになったから、日本にいながら海外の会社に所属することもできる。これからは、好きなところに居たらいいと思うようになりました。ちょうど、自由に手を入れられない賃貸にも飽きていたし、ローンを組むなら年齢的にも今だなと思うようになって」。

 

玄関という概念をなくすことで、自転車も置けるゆとりのエントランス兼収納空間になった

 

思い立ってからは早かった。そして、工務店を選ぶ基準も合理的だった。物件を買ってからリノベできないということがないように、購入から施工までをトータルでサポートしてくれるワンストップの会社を希望。さらに「物事を判断するときは、必ず競合他社を比較検討するようにしている」と、まず1社目のショールームを見学した。その後、2社目として訪ねたのが[はぴりの]。「会社に伺ったら、一発目からお金の話だったんです。ホームページに『私たちはお金の話からします』って書いてあったけど、本当にそうで(笑)。理想的な話から始める1社目とは、対照的でしたね。『月々いくら払えますか。今の家賃はいくらですか』という質問から、使えるお金が明確になっていったので、私にはありがたかったです。理想ばっかり追い求めて上を見てもキリがないですから、現実的な視点を持てたことでゴールが近づきました」。

 

トイレと浴室の位置は既存のままだが、扉をなくすことで、広く、掃除しやすい空間に変更。

 

玄関と室内の仕切りは木のルーバーやフェンスなど複数の案を検討し、モルタルの腰掛け壁に。基本的に在宅ワークのため、ワンルームながら仕事に集中できる環境も大切にした。あらかじめL字型デスクを配置することを想定した空間づくりが秀逸

 

住み替えやリセールを
視野に入れた物件探し

 

使える予算が見える化されたことに加え、不動産部のスタッフに物件を選ぶポイントを指南してもらったSさんは、自分でもネットで物件をリサーチ。そして相談から数週間で、立地も価格も条件に合うマンションを見つけ出した。「12時に、『こんなのがあったから今度内見したい』と伝えたら、13時に『ここはすぐに買わそうだから、今日見に行きましょう』という折り返しをもらって。16時にはこのマンションにいました。スタッフの方が壁をコンコンしながらリノベの可否を判断してくれて、実際のプラス面とマイナス面を冷静な目線で伝えてくださったので、その日に購入を決めました」と、冷静かつ素早い対応が、好物件に出合えた要因だったと振り返る。

 

完成イメージに合わせて、ほぼ全ての家具、家電を新調した。グレー、白、黒、茶の4色に絞ることで、ユーズドのアンティークと今どきの家具を調和させた

 

旅行や出張が多いSさんが選んだエリアは、天神と博多駅の双方にタクシーで1000円以下の距離にある。福岡市内では薬院や大濠周辺のエリアが人気だが、住みやすくて、利便性の高いエリアは、まだまだ各所に散らばっていることにも気付かされる一例だ。

Sさんは「家は一生ものだと思っていましたが、[はぴりの]さんに相談して、次の家という選択肢があることを知りました。パートナーと住みます、ペット飼います、となったら、次の家に移り住めばいいと思っているので、今回の物件もリセールが可能な物件かどうかという目線で選んでいます」。そう割り切ったからこそ、“自分の好きな空間を作る”という一点に集中。素材、色味、質感など細部にこだわり、家づくりを楽しんだそうだ。

 

エントランスには1960年代のスチール製書庫を設置。凹みや傷が、味わいとしてこの家に深みをもたらしている

男性ばかりのチームで
かっこよさを追求

 

よりかっこいい家を目指して[はぴりの]の吉田プランナーとは、しつこいぐらい意見交換した。「恋人同士かっていうぐらい毎週末に会っていましたね。こんな感じはどうですか、と伝えると、それにマッチしそうな素材やアイテムを持ってきてくれて、どんどんブラッシュアップされていきました。最初から、完成形のイメージを共有できていたことが大きかったと思います」と、同じ熱量で向き合ってくれた担当者に感謝する。

現在もほぼ在宅ワークというSさんは、1日のほとんどをこの家で過ごしている。「最高ですね。1日が終わって、ベッドに入って、天井を眺めている時が一番幸せ。居心地のいい空間で、充実した時間を過ごせています」と、豊かさを噛み締めている。

 

表面に出てしまう配線は、あえての“魅せる”加工で、表情になるようにアレンジ

 

天井、梁、柱などの躯体は塗装せずそのままの風合いを生かし、窓もあえて木枠を残した。一方、隣室と接する面だけは、生活音が気にならないように壁を作っている

 


 

------Company Profile-------------------------------

株式会社はぴりの

福岡本店/
[所]福岡市南区大楠1-5-10 [☏]092-980-1100

北九州支店/
[所]北九州市若松区本町1-10-17 HMデザイン内
[☏]093-863-9151

久留米営業所/
[所]久留米市通町105-8 [☏]0942-55-2093

[HP]https://www.happy-renovation.com

※この記事は「フクオカリノベno.10」より抜粋して記載しております

法人様・自治体様向け情報サイトはこちら