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【東峰村】棚田百選に選ばれた400畳の棚田広がる山間のカフェ『里山カフェ 棚田屋』

 

【東峰村ってどんなところ???】

福岡県中央部の東端に位置し、2005年に小石原村と宝珠山村が合併して誕生した小さな村です。春と秋には『民陶むら祭り』が開催され、多くの焼物ファンが足を運ぶ。福岡県では2つとなってしまった村のひとつですが、2012年度にNPO法人「日本で最も美しい村」連合に加盟し、日本の原風景に出会える民陶と棚田の里を守り続けています。

 

 

 

「日本の棚田百選」に認定され、約400年もの歴史がある東峰村の棚田。6月にはホタルが飛び交い、8月には青々とした稲穂、9月には黄金色に表情を変え、東峰村の観光スポットとして人気だ。その棚田でできた美味しい棚田米を食べさせてくれるのが『里山カフェ 棚田屋』だ。場所は岩屋キャンプ場入り口をさらに上ったところ。店内から見える景色も最高なロケーションだ。

 

 

 

話を聞いたのはオーナーであり料理人の森山 生子さん。東峰村出身で一時は離れていたが、4年前に故郷へ戻ってきた。棚田屋の美味しい料理は、すべて森山さんの手によるものだ。

 

 

棚田屋のオススメは、なんといっても炊き立てを味わえる東峰村産の棚田米ごはん。人気の御膳にはひとつひとつ土鍋で炊き上げたご飯がついてくる。この土鍋は、小石原で唯一、土鍋を手がける「マルワ窯」に特注したもの。鮮やかな色合いが目を引く。

 

 

 

この土鍋のふたを開けた瞬間に立ち上る湯気と炊きたての香りを、まずは目と鼻で味わってほしい。土鍋の中ではつややかに粒立ったごはんが宝石のようにきらめく。平成の名水百選
の岩屋湧水に育まれた棚田米の炊き立てごはんを、素材の味を大事にした地の物のおかずと一緒に頂くと至福の味わい。自然と顔がほころぶ幸せの味わいだ。

 

 

棚田屋で提供される料理に使う食材は東峰村の地の物ばかり。そのほとんどが近隣の農家から直接持ち込まれるものだそう。その日持ち込まれた食材によって料理が変わるので、何度来ても楽しめる。

 

 

東峰村の農家もご多分に漏れず、高齢化が進んでいる。生産物を遠くまで持ち込めない農家にとって、棚田屋のようなところが引き受けてくれることは、とても大事なことだ。結果、地域の農家も喜び、新鮮な食材を頂ける客も喜び、棚田屋さんも潤う。このような3者WinWinな関係が自然と生まれているところに、東峰村の人の魅力を感じる。

 

森山さん、実はかつて全国で人気のバウムクーヘンを作りだした経歴を持つ。雑誌「BRUTUS」で手土産日本一として紹介されたらしい。今ではそのレシピをもとに、棚田米の米粉を使って「東峰村の棚田バウムクーヘン」をつくり、棚田親水公園内の「gourmand lab」で販売中。今後は棚田屋併設のショップでも販売するそうだ。ごはんと米粉で棚田米を味わい尽くせる棚田屋。東峰村自慢の味覚を思う存分楽しもう。

 

 

 

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里山カフェ 棚田屋

住所:東峰村宝珠山5171-1
電話:0946-23-8400
営業時間:12:00~OS14:00
休:月~木曜
P:あり
カード/不可

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