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【映画】『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』ジャパンプレミア開催! 西野七瀬「期待を超えて没入感が凄い!」

日本に先駆けて海外で公開された映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が世界を席巻中だ。4月19日時点で世界の興行収入は7億ドル(約940億円)を突破。『アナと雪の女王2』(’19)を上回りアニメーション映画史上最大のオープニング成績となるなど、映画史に名を刻む勢いで“マリオ現象”を巻き起こしている。

© 2023 Nintendo and Universal Studios

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』 / 4月28日(金)全国公開

 

そして、迫る4月28日(金)の日本公開を前にジャパンプレミアが開催された。本作の共同プロデューサーである“マリオの生みの親”で任天堂代表取締役フェロー宮本茂氏と、アニメ制作会社イルミネーションCEO のクリス・メレダンドリ氏が登壇。共同監督のアーロン・ホーヴァス監督とマイケル・ジェレニック監督、そして脚本家のマット・フォーゲル氏も緊急来日。さらに、本作のお披露目を祝うために本作のアンバサダーの西野七瀬さんや、マリオファン代表ゲストとしてよゐこの二人も会場に駆けつけた。

©️OKUNO KAZUHIKO

特製キノピオうちわを持ったマリオファンたちを前に現れたゲストの面々。すでに世界中でメガヒットを記録していることに対して宮本氏は「僕にとっては初めてのアニメーションデビュー。それをこんなに派手に飾らせてもらっていいのかと…。クリスさんのおかげだと思って感謝しております」とコメントし、クリス氏も「皆さんの前に立ててワクワクしています。この映画をここまで旅をさせていただきありがとうございます。今作を任天堂とパートナーとして制作できたこと、個人的にも宮本さんと一緒に制作ができたことを嬉しく思っています」と、日本のファンと宮本氏へ感謝を伝えた。さらに、マリオの映画化プロジェクトの始まりについて両氏は「10年くらい前にクリスさんと会う機会があって、話してみると私のゲームの作り方とクリスさんのアニメの作り方が似ているという話で盛り上がったんです。それなら一緒に映画を作ってみたら面白いんじゃないか、というところから企画がスタートしました」、「16年前にイルミネーションを立ち上げてすぐに、日本のプロデューサーやクリエイターたちにお会いしたくて日本に来ました。当時から日本の方と協業したいという願いがありました。2014 年に宮本さんにお会いできると聞いて飛びつきました。そこから始まり、今夜この舞台に立つことができました」と互いに説明した。

続いて、待ちに待った映画の完成について聞かれたアンバサダーの西野さんは「観る前から期待していたけど、期待をはるかに超えて没入感が凄い!」と話し、濱口さんは「どう映画になっていくんだろう…と思っていましたが、見事です! どの世代が観ても楽しめます。素晴らしいと思います」と興奮気味にコメント。有野さんは「どのシリーズのゲームも入っていて楽しめるので、ポップコーンを食べる暇がないと思います(笑)。監督を褒めたいと思います!」と製作陣を称賛した。

世界的なクリエイターである宮本氏・クリス氏と話ができる絶好の機会とあって、ゲストの3人からずっと聞きたかったことを質問することに。

 

質問①
西野さん「宮本さんとクリスさんがマリオを制作する際にどんなお話をしながらこの作品を作り上げたのでしょうか?」
宮本氏「“ゲームが好きな人を裏切らない”。そして“ゲームを知らない人も楽しめる”作品をどう作ろうか、ということを話しました。色々案を練って、結論としてはリビングで家族揃って楽しんでいるかのような時間を作ろうということになりました」
クリス氏「宮本さんと任天堂のチームの方々と全ての要素について話し合いました。デザイン、アニメーション、ストーリー、音楽についてフィルムメーカーとも一丸になって細部にまでこだわって製作しました」
西野さん「本当に細かいところまで散りばめられているこだわりを感じられたので、1回じゃ追いきれない部分もあると思いました」
宮本氏「凄く大事なことを言いましたね! 本当に音楽も凄く良くて、何回も観てほしいと思います」


質問②
濱口さん「マリオのストーリーを映像化するにあたり、一番こだわったところはどこですか?」
宮本氏「わかりやすく、マリオを大好きな人たちが観にきて、これは自分の大好きなマリオだと思ってもらえるかどうかにこだわりました。このスクリーン上で人間として違和感がないように観てもらえるようひたすら考えました」
クリス氏「オリジナルのキャラクターをちゃんと表現できるかということに加えて、映画オリジナルの要素を加えるようにしました。大きなスクリーンでこのマリオを観た時に生きているキャラクターだと感じてもらいたいと考えました。制作陣がマリオのファンを代表して細部にまでこだわってくれた。オリジナルのデザインと良さを生かしているかということを確認しながら進めました」
宮本氏「パリにいる600 人のスタッフもみんなマリオファン。そういった人たちに支えられていました」


質問③
有野さん「マリオのゲームの思い出があれば教えてください」
クリス氏「最初のマリオとの出会いは『スーパーマリオワールド』でした。会社が忙しかった頃、息子を会社に来させたくて会社にマリオのゲームを用意したことを覚えています。仕事をしながら同時に親でいることを両立させました」

 

最後はマリオとルイージが舞台上に現れてファンが見守る中でフォトセッションを行ない、大興奮のうちに幕を閉じた。

 

また、全国5カ所のTOHOシネマズでは、映画の公開を記念して4月28日(金)より「スーパーマリオシアター」がオープン! 本作限定のデザインによって劇場の入口や劇場内の座席などが装飾されるほか、マリオとルイージによるお出迎えもあり。ここでしか観られないスペシャル映像の上映や、特別な入場者特典がプレゼントされる。詳細は下記を参照。

「スーパーマリオシアター」概要

期間:4月28日(金)~5月7日(日)
料金:通常料金(一般1,900円、大学生1,500円、高校生~幼児1,000円)+200円
会場:TOHOシネマズ ららぽーと福岡(福岡市博多区那珂6丁目23-1)

※詳細は映画ホームページまで

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