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【福岡グルメ】美食家が続々訪問する身体が喜ぶ広東料理『中華じげん』

シックな大人空間。

 

筑肥新道沿い、黄色い扉がひと際目立つ店。扉を開けると落ち着いた色彩で、コの字のカウンターが広がるシンプルな店内。ここは絶品広東料理のコースを昼も夜も堪能できる特別な空間だ。

 

昼は「陽」の『整うランチコース』、夜は 「陰」の『乱れるディナーコース』と銘打って、料理と空間、そして色彩の「陰」と「陽」で、古代中国から伝わる「陰陽思想」の世界観が広がる舞台だ。広東料理の魂『上湯(ショントン)』からスタートし、デザートと中国茶で締める壮大なコースを提供するのは、『広東料理 SESSION』の料理長を務めた本堀大介さん。国際薬膳師の資格を持つ本堀さん自ら九州・沖縄の生産者を訪ね、伝統野菜や稀少な素材など、健康的に育てられたものを厳選。その結果、ほとんどの野菜が無農薬だそう。雲仙伝統野菜や沖縄のキビまる豚など、愛情込めて育てられた食材を、ベーコンも切り干し大根も手間ひまかけて手づくり。

 

『整うランチコース』(4000円)より、上湯(写真手前)、前菜五種盛り合わせ(うきは産トマトの杏露酒漬けや、平戸産クエの広東風刺身など)、デザート(写真手前より、チーズケーキ、超なめらかな杏仁豆腐、あまおうイチゴの春巻)。上湯の内容はその時々で変わり、写真は豚ホルモン、アワビ入り。杏仁豆腐とチーズケーキは是非モノで、「チーズケーキを販売して!」という声が多いそう

 

『整うランチコース』は薬膳の要素も入れている。二十四節気に合わせた旬の食材を駆使し、視覚、味覚、嗅覚など五感で楽しむ料理の数々は、お酒が合いそうな味付けなので、ワインや紹興酒とともにゆっくり楽しみたい。昼は12時、夜は最初に予約した人の時間に合わせた一斉スタートが基本なので、予約はお早めに。公式Instagramの予約機能が便利。

 

同じくランチコースより、『バラエティ豊富な季節の二重膳』。クラシックな籠に、有田焼の器に盛られた料理が美しい。他に揚げ物、土鍋ご飯か麺料理、「ととのう」ドリンクと中国茶付。コースは旬の素材を使うため、仕入れにより変わる。『乱れるディナーコース』は10品+9000円

 

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掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。

 

中華じげん

【所】福岡市南区平和2-1-1
【☎】092-600-4294
【営】12:00~15:00/18:00~22:00
【休】月・火曜
【席】10席 ※完全予約制
【P】なし
【カード】可
【インスタグラム】@chinese_jigen

【掲載雑誌】シティ情報Fukuoka 3月号

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