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【福岡の頼れるお医者さん2023】糖質制限は医学的に問題がある「医療法人 山本診療所」

糖尿病の食事療法について

日本人の糖尿病治療の基本は白米をお茶碗一杯ずつ三食食べることです。


 

日本人にとって白米は主食である

今日本中で糖質制限が流行している。伝統的に米を主食としてきた日本人の間で糖尿病の方だけでなく糖尿病のない方まで白米を減らさなくてはいけないという風潮がある。約40年間多くの糖尿病患者の方々を診療してこられた『山本診療所』の山本哲郎先生は糖質制限には大きな医学的問題があると考えている。

 

糖尿病では白米を
減らした方がよいのか?

「糖尿病の方でも白米はお茶碗一杯ずつ一日三回食べた方がよいのです。約100年前から食事における糖尿病の原因は何かという研究が行なわれてきました。当初は単純に糖質が原因であろうと考え糖質制限が行なわれていましたが、やがて糖質ではなく脂質であるということに一部の医師達が気づき始め糖質制限とは逆に「高糖質低脂質療法」が成果を上げていたのです。糖質はインスリンの働きを良くするのです。脂質は逆にインスリンの働きを悪くします。そのためインスリンの働きを最大限発揮するにはある程度の糖質を摂取する必要があります。その量は糖質一日約150g、白米をご飯にして一日お茶碗三杯となります。しかし脂質は制限しなければなりません。おかずの脂質が多いと食後一過性に上昇した血糖が下がりにくくなるのです。」

 

血糖スパイクは恐ろしい?

「糖質制限の理論的根拠として血糖スパイクと称した食後一過性高血糖の害が喧伝されていますが、これも科学的根拠はないのです。科学的と言われている介入試験でも食後一過性高血糖の有害性は示されていません。糖尿病の病態は食後一過性高血糖ではなく食後に上がった血糖が下がらず高値が続く慢性高血糖なのです。本来食事は一過性に血糖を上げて全身の細胞、特に脳にエネルギーを与えるためのものです。」

 

院長 山本 哲郎先生
先生自ら更新しているHPのコラムに詳しく書かれている。
参考文献
「白米を食べると糖尿病になるという虚構について」

九大医学部卒業。2011年博多駅前に山本診療所開業。食事運動と適切な薬剤による日本人に適した糖尿病治療に長年取り組んでいる。

 


医療法人 山本診療所
山本診療所 YAMAMOTO CLINIC

診療科目/糖尿病内科、内科、漢方内科
住所/福岡市博多区博多駅前3-9-1
電話/092-408-8100
営業/9:00~13:00、15:00~18:30(水曜14:00~18:30)
定休/水曜午前、土曜午後、日祝日

https://www.fukuoka-tounyou.com/


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