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自然素材をふんだんに使った39坪のリビング階段のある家|『toyo style』株式会社東洋建設

【家づくりの本AWARD2023】

サンリータウンうさぎ坂55 東洋建設がつくった家

冬はぽかぽか、夏はひんやり
「住み心地世界一」を目指す家づくり

昭和52年の創業以来、地域に根ざして
信頼と実績を積み重ねてきた[東洋建設]。
見えない部分の性能にこだわってたどり着いたのが
次世代型冷暖房システム『F-CON』を取り入れた
エアコン要らずの家づくりでした。

 

 

《和室》

小上がりの下は引き出し収納に。天井の低い和室からリビングに出るとより一層高さを感じられる

《LDK》

床はタモの無垢材、壁は白洲そとん壁、天井はレッドシダー。自然素材の温もりを活かしたナチュラルなデザインも魅力的。大きな吹き抜けやリビング階段は子育て中の家族に人気が高い

住み心地にこだわって
たどり着いたのは『F-CON』

岡垣町の中心地に誕生した住宅エリア「サンリータウンうさぎ坂55」。その高台の一角に、周囲の自然に溶け込むように立っているのが[東洋建設]のつくった家。「これは自然共生型住宅なんです」と、案内してくれたのは担当の兼光達治さん。
「自然素材を使って、自然の力を借りて、一年中快適に暮らせるようにつくっています。見た目は普通なんですが、室内に入ると『空気の感じが身体に優しい』と気に入ってくれるお客様が多いんですよ。当社ではデザインは洋風にも和風にも幅広く対応していますが、最もこだわっているのは住宅性能。室内の快適性を重視して、省エネ性能を高めることで『住み心地世界一』を目指しています」。
兼光さんによると「住み心地世界一」を可能にするのが『F-CON』とのこと。では『F-CON』とは何か?「人間の体感温度を決める要素は室温、湿度、放射の3つ。ある調査によると、体感温度に影響を与える割合は、室温が30%、湿度が15%、放射によるものが50%、個人差によるものが5%なのだそうです。つまり、人が暑さ寒さを感じる時には湿度+放射の影響が70%もあるということ。放射と湿度をコントロールするほうが、エアコンで空気を温めたり冷やしたりするよりも効率がよいのが分かります。そこで、壁、天井からの放射に注目して生まれたのがこの『F-CON』のシステムなんです」。

《洗面スペース》

家族が並んで使える大きな鏡やごみ箱スペースを設け、使いやすさに配慮

《寝室》

2階はドアを閉めていても部屋、クローゼットの中まで1階と気温が同じで快適

エアコンじゃない?
魔法のような『F-CON』の仕組み

『F-CON』はエアコンのように空気を冷やしたり温めたりして送風する冷暖房ではない。アルミ製のラジエーターの中に不凍液を循環させ、その放射熱を利用する仕組みとなっている。「ラジエーターの表面にはセラミックを塗りこんでいて、それと同じ物質を壁と天井に塗装します。ラジエーターのセラミックが冷えたり温まったりすると、壁の物質がそれに共鳴して温度が下がったり上がったりします。ラジエーター内に循環させる不凍液の温度を夏は13度、冬は30度に設定。温めたり冷やしたりした液体をヒートポンプユニットで循環させることで、夏は室温28度(体感24度)、冬は室温20度(体感24度)にキープできるのです」。モデルハウスでは壁はセラミックを混ぜた塗壁で、天井はレッドシダーの無垢材に塗装している。壁紙、クロスの場合でも上から塗装することができるので、既存住宅にも導入できるそうだ。

 

 

2重の空気層と断熱ガラスで
外気の影響をシャットアウト

壁や天井の放射を利用する『F-CON』は、建物そのものの性能によっても効果が左右される。例えば冬場。せっかく室内を暖めても、外の冷気の影響を受けてしまうならもったいない。『F-CON』効果を最大限にするには断熱・気密性能がカギとなるのだ。
「この家は壁の内側と屋根の部分に2重の空気層をつくり、室内に外部の温度が伝わりにくい仕組みになっています。さらに窓には断熱性の高いLow-eガラスを使用。窓から暑さ寒さが侵入してこないようにシャットアウトしています。おかげで、大きな吹き抜けがあるにも関わらず、エアコンなしでも冬も夏も快適。しかも、ラジエーターがある場所だけでなく、2階のクローゼットの中まで室温が同じ。冬場でもお風呂や脱衣所が寒くないし、夏場にトイレに入る時のモワっと感もありません」。床、天井、壁に使った自然素材の調湿効果と相まって湿度も60%程度にキープしていて快適だ。

間取りや収納にも
お手本になるアイデア満載

建物面積は39.82坪。キッチン、水回り、リビングに回遊性をもたせて家事動線をコンパクトにしたり、洗面所と脱衣所はセパレートにしたりと間取りを工夫。和室は小上がり下を引き出しにしたほか、キッチンにはリビング側に開き戸をつけたカウンターを造作するなど、生活動線上に収納がたくさん。「収納は一箇所にまとめて大きくつくるより、使う頻度に合わせて複数箇所に細かく確保したほうが片付けやすい」という発想も、長年にわたる家づくりの経験があればこそ。お手本にしたいアイデアがいっぱいの家。「気候が厳しい時期ほどパワーを発揮する『F-CON』。ぜひこれからの季節は、寒い日に体感しに来てくださいね」。


 

Company Profile

toyo style
株式会社東洋建設

 

お施主様と一緒に
住み心地No.1を見つけます

「いい家」とは、建設会社主導で建てても実現しません。私たちは、お施主様と、ご家族の暮らしたいスタイルを一緒に考え、住み心地No.1の住宅をご提案します。まずはモデルハウスや見学会で体感してください。過去の施工事例をインスタ(@toyostyle)で更新中。

[住所]遠賀郡岡垣町桜台14-10
[電話]093-282-0135
[施工エリア]北九州市、遠賀郡、宗像市、福津市近郊
[設立]昭和49年4月
[資本金] 3000万円
[従業員数] 21人
[許可・登録] 建設業許可 福岡県知事(特-2)第47024号、宅地建物取引業許可 福岡県知事(8)第10704号、一級建築士事務所登録 福岡県知事登録第1-20975
[保証] 20年長期地盤保障、シロアリ保障、瑕疵担保責任保険(10年)、工事総合保障

 

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